ユーミン・陽水からみゆきまで ~時代を変えたフォーク・ニューミュージックのカリスマたち (廣済堂新書)
- 廣済堂出版 (2015年3月27日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784331519202
作品紹介・あらすじ
かつてフォーク・ニューミュージックの時代があった。反体制の英雄・岡林信康の時代、若者を熱狂させた吉田拓郎、かぐや姫の時代、「ニューミュージック」という言葉を生んだユーミン・陽水の時代。さらには、さだまさし、アリス、松山千春、小田和正…そして今絶大な存在感を見せる中島みゆき。ユーミンや陽水のデビューに立会い、「彼らとともに生きてきた」と語る富澤一誠氏が「あの時代」を「あの熱気」満載で綴る。
感想・レビュー・書評
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学園闘争に象徴される60年代を経て70年代に入ると日本の音楽シーンは激動の時代を迎える。フォークソングがブームになってシンガーソングライターを産み出し、やがてニューミュージックに変化して一気にJポップへと進化する。その変遷を覇者達の移り変わりの歴史で語る
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BSジャパンで2014年から放映中の『あの年この歌 時代が刻んだ名曲たち』が好きです。その番組で本作の著者、富澤一誠氏を知りました。東大に入学しながらすぐに中退。音楽評論家になったという異色の経歴の持ち主。20歳そこそこでフォーク評論家、転じてニューミュージック評論家として活躍したのですから面白い。本作で取り上げられているのは、ユーミン、岡林信康、吉田拓郎、井上陽水、かぐや姫、さだまさし、アリス、松山千春、小田和正、中島みゆき。こんな面々のデビュー当時から取材を続けていた著者の話に、この時代の音楽って今でもやっぱり好きだなぁと思う。激しく聴きたくなりました。
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