時間怪談―異形コレクション〈10〉 (広済堂文庫) (廣済堂文庫 い 6-10 異形コレクション 10)

著者 :
  • 廣済堂出版
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (598ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784331607480

感想・レビュー・書評

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  • 再読。

    最近、観た映画、ドラマが立て続けに時間をテーマにしていたので再読。

    幻想譚に寄った作品が多く、真っ向勝負のホラー作品が少ないのが残念。
    そんな中で小中千昭「0.03フレームの女」は初読以来
    ことあるごとに思い出される程の好みの作品。
    見事な怪談です。

    読み返して「時縛の人」「踏み切り近くの無人駅に下りる子供たちと、老人」が沁みました。

  • 定義が曖昧なせいか何でもありな感。時間怪談という言葉に惹かれはするものの、そう面白いものは無い。どうやってもスッキリしないオチになるからかな。時代は現代で未来の自分や過去の自分に会う系のは特に微妙。謎が解明されないからな。時系列入れ替えて書くだけみたいなのはダメなんかね。
    及第点は今のところ「後生車」「石女の母」かな。この頃の異形にはまだ漫画があったんだね。
    「春よ、こい」桜トリック
    「家の中」
    「石女の母」九州弁がなんか味がある
    「墓碑銘」作中作は面白い。他はクソ
    「後生車」年取っても中二病やめないのはたち悪いな
    「血脈」一体どういう意図があってこんなオリ設定盛り込んだのやら理解出来ん。元ネタ知ってるだけに一番クソだと思う
    「カフェ「水族館」」別に面白くはない

    「DRAIN」漫画。意味が分からない
    「家族が消えた」子供の台詞部分が気持ち悪過ぎる……落ちもなんかスッキリしないし。
    「時縛の人」これ、笑うとこ?

  • 面白かったのは「むかしむかしこわい未来がありました」。気持ち悪いけど、この雰囲気好きです。「春よ、こい」「時縛の人」は読んでましたが面白かったです。

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著者プロフィール

一九五六年、北海道生まれ。東洋大学文学部仏教学科卒業。
国書刊行会に入社し、ラヴクラフト作品などの企画出版を手掛ける。八六年、『魔教の幻影』で小説家デビュー。オカルト・伝奇小説を中心に幅広く執筆し、近年は室町時代を題に取った作品を精力的に発表している。二〇〇五年、短編「東山殿御庭」が日本推理作家協会賞候補。アンソロジストとしても高い評価を得ている。

「2023年 『一休どくろ譚・異聞』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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