つぐない屋お房始末帖 (廣済堂文庫) (廣済堂文庫 ま 10-1)

著者 :
  • 廣済堂出版
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784331613559

感想・レビュー・書評

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  • 内容(「BOOK」データベースより)
    神田で着物の洗い張りを営む房は、“つぐない屋”と呼ばれる裏の稼業の元締めでもあった。昔の罪を償いたい、世話になった人に恩返しがしたいという者たちが、房の店を訪れた―。十年前、紙問屋の手代だった太兵衛は大井川の渡し近くの旅篭で、江戸へ向かう老人と孫娘と出会った。スリに金を奪われ、川を渡ることができない太兵衛に、老人は僅かな持ち金から七十六文を貸してくれた。だが、その後、二人とはぐれてしまった太兵衛は、ずっとそのことが気がかりだった。今や大店の主人となった太兵衛は、その老人を探してほしいと、房を頼ってきたのだが…。

    令和2年12月8日~11日

  • L つぐない屋お房始末帖1

    これは私が読んだ中でこれまでにない新たな切り口。
    過去の出来事をつぐないたいという依頼人がいて、依頼を受けるお房を主としたつぐない屋の面々が活躍する話。が、話の中心は過去で、つぐない屋の面々の活躍は薄い。派手な動きもないので山場はない。そのためどんどん読み進める気が失せがち。

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