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江戸の空、水面の風:みとや・お瑛仕入帖 (新潮文庫 か 79-4)
- 梶よう子
- 新潮社 / 2023年9月28日発売
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4
シリーズもの。兄がフグ毒であっさり死んでびっくり!と言うのは覚えてたけど、そのほかは全部忘れてて思い出せず。さらにあれから数年経ってて兄の子供は五歳になってるわ、お瑛は所帯をもってるわで、訳がわからんな。一冊通しての事件と今後につながる謎、章ごとの話など構成は好き。なんせ話の展開が早くて助かる。
シリーズの発刊が遅いと前の話を思い出せないのが難点。
夫の成次郎は初めて出てきた人?
2023年12月14日
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秘密: ゆめ姫事件帖 (ハルキ文庫 わ 1-38 時代小説文庫)
- 和田はつ子
- 角川春樹事務所 / 2016年10月1日発売
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3
ファンタジー。ゆめ姫チートすぎる。なんでもありだな。…ファンタジーだもんな。
縦書きで「!!!」と三つ並んでいる文に驚き。今はそんな表記もできるんですね。安っぽさが増すのでやめたほうがいいと思います。感想も何もナンデモアリだから驚きも感動もないよ。児童向け小説でいいと思う。でも江戸時代に偏見を与えるので子供にはよんでほしくない。
2023年12月5日
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神かくし ゆめ姫事件帖2 (ハルキ文庫 わ 1-36 時代小説文庫)
- 和田はつ子
- 角川春樹事務所 / 2016年6月13日発売
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時代小説ではない。10代向けファンタジーだと思って読むべし。
将軍の末娘が大奥を出て側用人の家で世話になる。もともと夢で世情のいろんなことを見てしまう。…ここまでは許せる。そんなこともあるかもしれない。
でもさ、将軍の姫君様の設定ガバガバじゃないか?なんで外歩きに慣れてるんだよ、男慣れしてるんだよ、言葉遣い慣れてるんだよ。おかしい。
…10代向けライトノベルだもんね。仕方ないか。
それにしても夢って便利だわな。なんでもアリだもんな。ファンタジーだもんな。
2023年12月3日
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ゆめ姫事件帖 (ハルキ文庫 わ 1-34 時代小説文庫)
- 和田はつ子
- 角川春樹事務所 / 2016年3月11日発売
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1
これはラノベ。ファンタジー。
ファンタジーだから許せる。
そして高貴な身分を隠して市井に過ごすのはみんな好きな設定でしょ、みたいな。水戸黄門も暴れん坊将軍もみんな大好きだもんな。
にしても大奥で育ったにしては一般家庭(側用人の家だけど)になじみすぎてる。もっと言動に出ちゃうもんじゃないの?身分が。そのへん一切ないね。幼い頃は一般人だったよーな設定でもあったかな、読み逃し?
あまりに市井に溶け込んでるし普通に町人と話してるよ。違和感。
でもファンタジーだもんね。
2023年12月3日
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藍染袴お匙帖(14)-雨のあと (双葉文庫 ふ 14-14)
- 藤原緋沙子
- 双葉社 / 2023年9月13日発売
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14
このシリーズも終わりが見えてきたか? 求馬が戻れば一緒になる、と治療院の存続にはお道と圭之助になるの?ってか、お道にそんな描写あったっけ?求馬が去る前に圭之助が出てきてこりゃなんか色恋沙汰か?とおもったけどなんもなかったな。にしてもヤットウ強い人がいないから「求馬がいれば」ってなんか匂わせすぎーとおもったらやはりーの展開で笑う。
時小説ブームで食べ物がらみが多くて辟易なので医者ものは貴重な気がするけど14冊目にもなるとやっぱりねぇ、、、。最後を見る限り15冊目もありそう。にしてもあっさりしすぎてたな。
2023年12月3日
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永代橋 隅田川御用日記(二) (光文社文庫)
- 藤原緋沙子
- 光文社 / 2022年7月13日発売
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御用町日記2
ネタ切れ感なのか、どうにも既視感は拭えないし、都合が良すぎる感。いや、そんなもんなのはわかっているが、昔の憂さはなくなっちゃったね?
このシリーズ(前)で号泣したこともあったんだが、そんな雰囲気もなくなったのはみんな幸せになってるからかな?
2023年1月19日
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酔い待ち草 天神小五郎 人情剣 (ハルキ文庫 つ 8-2 時代小説文庫)
- 辻堂魁
- 角川春樹事務所 / 2019年6月12日発売
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2
2022/10月現在続編はこの2冊目で終わっているらしい。
1冊目がとてもよかっただけにこれは期待大だったけど、どーにもこーにも厄介ごとを片付ける人で終わっていて消化不良。小五郎のキャラは立ってるけど、来歴も渋すぎて書いてるほうも疲れちゃったのかな。なんか病みそうな内容(笑)傳之介がこの暗さを打破してくれるスパイスになりそうだったのに消化不良。まだ広がる要素はたくさんあったのに続編が出てない時点で察し。勿体無い。
2022年10月29日
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天神小五郎 人情剣 (ハルキ文庫 つ 8-1 時代小説文庫)
- 辻堂魁
- 角川春樹事務所 / 2017年6月13日発売
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とても渋いっ!重い!のっけから「しぶぅ」と言いたくなるくらい渋みが効いてる。そして哀しい。
小五郎の正体が明らかになる流れや初めの伏線が最後に回収するところなど見どころ満載。近年なかなか心地よい時代小説に出会えないので嬉しい限り。料理人の時代小説には辟易しているけれどこの煮売屋はくどく無くて◎。すぐに続きが読みたくなる。
2022年10月21日
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御蔵入改事件帳-世直し酒 (中公文庫 は 72-6)
- 早見俊
- 中央公論新社 / 2021年3月24日発売
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3
いろいろと芋づる式というかご都合というか、一連の話。小次郎の妻女の死の真相が!とか但馬を失脚に追いやった張本人が!とか大盛り上がりかと思いきやそうでもないというか。裏があっても浅いというか。あえて、なのかな。小次郎の秘技?は描かれているけど名付けが安易(笑)なーんかものたりないんだよなぁ 個人比
2022年10月20日
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御蔵入改事件帳-見返り橋 (中公文庫 は 72-5)
- 早見俊
- 中央公論新社 / 2020年10月22日発売
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2
敵?が明確になってよかったがどうにも消化不良が続く。但馬の魅力のなさは継続。花形なのにどうしてこんなに埋没してしまうのか(個人比)
逆に部下たちは引き出しが増してキャラたってる。
…もしかして但馬は5人を活かすための脇役??
2022年10月16日
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御蔵入改事件帳 (中公文庫 は 72-3)
- 早見俊
- 中央公論新社 / 2020年2月20日発売
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1
元長崎奉行で今は抜擢されて市民の味方で悪を成敗、本人は三味線がひけて小唄をうたい屈強で男前。が、主役なんだけどびっくりするくらい魅力がない(笑)お頭だけど出番が少ないからか、部下の面々が多彩でかなり主役をくっているせいか。1番の花は主役に持たせてるんだけど、まったく光ってない。惹かれない。逆にびっくりするくらい。
まったく自宅シーンもなく生活感ないから魅力がないのかな。他の面々はかなり振り切れてておもしろいのに。
小次郎いい同心。
2022年10月16日
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藍染袴お匙帖(13)-色なき風 (双葉文庫)
- 藤原緋沙子
- 双葉社 / 2021年4月15日発売
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13
変わり映えはないが妊娠だけでも多方に展開できることを思えば市民向けの医者は物語としては1番いいかもしれない。さらに女医だし。いまさらだが。
求馬を遠方に離して、全体的な盛り上がりが欠けるのではないかと勝手に危惧していたが、ちょいちょい名前が出てはおおっと思うし、案外いい立ち位置なのかもしれない。
とはいえ、勇ましい立ち回り場面はないので平穏すぎるような気もしないでもない。
どんどん次を読みたい!はないかなぁ。
本の裏カバーのあらすじに「怒涛の第十三弾!」と書いてあったけど、どこに怒涛が?
2022年7月13日
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藁一本-藍染袴お匙帖(12) (双葉文庫)
- 藤原緋沙子
- 双葉社 / 2019年3月13日発売
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峠しぐれ (双葉文庫)
- 葉室麟
- 双葉社 / 2017年10月15日発売
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L
このネットリとした感じ。これだよ時代小説は!と思うくらい心地いいネットリ感に拍手。ライトな時代小説が増える中、こういう情緒溢れた作品はなかなかお目にかかれなくなったので読めて嬉しい。表紙裏のあらすじに「藩の侍に峠の茶屋夫婦が斬られる理由とは…」みたいなことが書いてあったので、こりゃ不義の末か!とか、妻は娘を残して出奔ってことはのちのち娘が恨み節で現れるんだな?と思っていたけど、全てにおいて納得の流れで、ややいい人ばかりで鼻がつくくらいなので安心して欲しい。敵対するひとは胸がすくような目に遭うし、夫婦に関わる人は大抵は人間味あふれるひとたちばかりだ。脇役たちサイコーだよ。峠っていう景観もすごくいい。やや夫婦がアグレッシブすぎでこの時代の40過ぎには無理だろ、と無理矢理突っ込むしかないくらい良作だと思った。
2021年7月3日
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再興への道 身代わり若殿 葉月定光7 (角川文庫)
- 佐々木裕一
- KADOKAWA / 2021年3月24日発売
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L 身代わり若殿7 完結
だらだら続くのかと思いきや最終巻。手詰まりだったのかなぁ。物語半ばで虎丸は身動きできない状態に。仕方ないっちゃ仕方ないけど、シリーズ全体で身動きとれない時間長くないか?
そして私の予想とは違った方向で完結。
なんていうか、めでたしめでたしじゃなくてこの終わり方だと完全に不幸になった家来いるだろ!的な。最初から身代わりなければ断絶だったから結果は同じなのか…?
今回に限らず突然悪役パートが挿入されて、なんだ?と思っているうちに悪役が大暴れして無理矢理虎丸が活躍する形はどうなのかね。実写の時代劇ならアリかもしれんが文だとぶっとんでる感半端ないぞ。結末、ご都合にも程がある。
最初はあんなに絶賛してたんだけどなぁ。
2021年6月28日
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隅田川御用日記 雁もどる (光文社文庫)
- 藤原緋沙子
- 光文社 / 2020年12月9日発売
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L 隅田川御用日記1 雁もどる
隅田川御用町から5年後。
同じ舞台同じメンバーで新シリーズ、というのは近年の流行りなのか。正直新シリーズでオオ!って思うことないのだが、残念ながらこれも同じ感じ。
元々目的のあるシリーズでなかったので、名前を変えてまで心機一転というほどの内容でもないし、娘ができてほのぼの感が増しただけというか。
なんで新シリーズとして始めてしまったのかどこかに執筆したりしてんのかな。気になる。
さまざまな夫婦の形はネタとしては尽きることないのかもしれないけどもはや大きな事件にするには難あり。
十四郎の立場も大きなものになりすぎて小さな事件に関わらせるのもどーなのよ、的な。若者の成長は嬉しいがそこに焦点当てるとブレるというか。
うーん。
2021年6月27日
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北の御番所 反骨日録(1)-春の雪 (双葉文庫)
- 芝村凉也
- 双葉社 / 2021年4月15日発売
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L 北の御番所反骨日録1
反骨日録って「屁理屈屋」「道理に合わなければ上役にも臆せず物申す」から来ていると思われるが、もっといいタイトルなかったんかな。ただ実直なだけなような。
物語に目標がないので、だらだら続く系シリーズ。
妻子を亡くしてから従者も数人で質素な暮らしからみても豪快とは対局にある感じの主人公がこれはこれで好感をもてる。お奉行の覚えが目出度いのは今後の話の筋になるのかなぁと言う感じ。
妻子を亡くすことになった理由がまさかの展開でぶっこんでるなぁと。この作家さん、文章が硬いけど描写も丁寧で好き。
現在を形成させるバックグラウンドの話が半分だけれど、一作目だからなのか。おいおい明かされるんでもよかったよーな?
2021年6月9日
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消えた姫君 身代わり若殿 葉月定光6 (角川文庫)
- 佐々木裕一
- KADOKAWA / 2020年9月24日発売
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L 身代わり若殿6
私が勝手に思うラノベ風。途中から辟易。結論だけくれよと先を急いでしまった。いろんなことを挿入してはくるけど結局毎回同じなんだよな。
まだまだ続巻があるみたいだけど「これは将軍に身代わりバレるけど人柄を買われて万事収まる系だろ」と思ってる。逆に全部おわって流浪の旅に出てくれた方がかっこいいわとすら思うくらい飽きてきた(失礼)。
この作家さんの作品を読み込んでいるわけではないのだが勝手に サラッと、ホワイト、みたいなツルツルな書き方?多くないか。読みやすくするためにそんなもんなのかな。
2021年6月3日
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疑う眼差し 身代わり若殿 葉月定光5 (角川文庫)
- 佐々木裕一
- KADOKAWA / 2020年3月24日発売
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L 身代わり若殿5
前半しょうもない小話がふんだん。前半はこれまでで1番つまらなかったと思う。サイドストーリーいる?こんだけ本筋ネタたくさんぶっ込んでるのにいらないだろ…。
後半はワンシーンだけめっちゃいいところあったわ。この人のつぎの出番いつよ。ここだけのために使われたのか。
このシリーズ絶対巻末につぎのネタぶっこむよね。
2021年5月20日
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しつこい男 身代わり若殿 葉月定光4 (角川文庫)
- 佐々木裕一
- KADOKAWA / 2019年9月21日発売
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L 身代わり若殿4
前の巻の最後に虎丸の顔素性を知る者(虎丸に因縁あり)が家臣に名乗り出て…という流れ。これはきっと正体がバレるも、賛同を得て新たな協力者になるか、事なきを得て去るかどっちかだな、と思って読み進めたら案外もっと簡単なことだった。そりゃそれが1番いいわ(笑)
ちょくちょく出てくる月姫側の奥、出番必要?必要なのか。 あと虎丸の遠いところで出てくる名前があるキャラでちょっとだけ深掘りする役回りは絶対死ぬの法則。フラグ立ちすぎだろ。
なんかこれ読んでると旗本のイメージがなくなるんですけど。家老まで出張って立ち回ってるしさ。
殿設定なくなるけど、旗本の次男坊ならぴったりで違和感なし。
2021年5月19日
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寝所の刃光 身代わり若殿 葉月定光3 (角川文庫)
- 佐々木裕一
- KADOKAWA / 2019年3月23日発売
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L 身代わり若殿3
シリーズ 1→3→2 の順で好き。
所謂時代劇らしい悪と、憎めない悪いやつ小者が少々。
どデカい悪商人どーん!って感じだったのに最後は呆気なく、時代劇らしいというか、ページ数か?と思ってみたり。まぁ長引かせるほどでもなかったってことか。
定光=虎丸は二重人格になることなくまだ仮面を保っているのがいいね。お抱えの家臣が増えたりしてワールド広がってるね。鯉姫はアクセントとして必要だったんかなぁ。女いないと色ないから。個人的に不要だけど。
2021年5月15日
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覚悟の登城 身代わり若殿 葉月定光2 (角川文庫)
- 佐々木裕一
- KADOKAWA / 2018年8月24日発売
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L 身代わり若殿葉月定光2
この際ご都合主義には目を瞑ろう。許されるくらいには主役が立ってる。強引さも引き際も兼ね備えてるから煩すぎない。たまに挿入される敵側シーンすらいらなくないか。なかったら成立しないのかもしれないけど、全面主役推しでも良さそうなくらい光ってるぞ。
主軸とはべつの話の枝分かれが多すぎてやや胸焼け。
並行して進めるのは文字数的に仕方ないのかね。狭い範囲の行動だもんな。
3も読む。
2021年5月11日
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身代わり若殿 葉月定光 (角川文庫)
- 佐々木裕一
- KADOKAWA / 2018年7月24日発売
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L 身代わり若殿1
読みやすい作家さん。高貴な生まれ、でも周りには隠すっていう王道路線。生まれ(本人も知らない)と身代わり(家臣も知らない)と旗本の若殿
(町屋の者が招待知らない)という重複パターンは新しいのかな。新鮮。読みやすい。やや突拍子もないところに突然投げ込まれるので白ける面も。そんなことある?的な?まぁ王道な時代劇って感じか。読みやすいし人間関係も明快なので一気読みが可能。若殿の姫さんはいらないな。男臭くていいのに姫さんがチラチラしてるが個人的にマイナス。
2021年5月10日
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秋の蝉: 隅田川御用帳(十八) (光文社文庫 ふ 17-23 光文社時代小説文庫 隅田川御用帳 18)
- 藤原緋沙子
- 光文社 / 2018年9月11日発売
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L 隅田川御用帳18 シリーズ最終
十四郎と登勢の夫婦関係はそれほどメインになってなかったような。シリーズ最終に相応しく?橘屋が介入して離縁したその後の二つの話。再読してないので記憶は定かでないが離縁後かなり年数が経ってからの話ってあんまりなかったよーな…?
ご都合なのは仕方がない、こんなもんかな。
このシリーズ、シリーズ前半はかなり涙涙で読んだ話もあったけど、離縁の形もネタ切れはあるんかなぁ。
最後、十四郎の今後の身の振りかたも明らかになるけど、個人的には道場主や楽翁絡みの話も好きじゃなかったから魅力半減だよ。お登勢が橘屋を切り盛りして十四郎はブラブラしてでもいざという時頼りになるくらいの前半のあの感じのほうがよかった。
隅田川御用帳、次のシリーズが出たみたいなのでそっちも読んでみよう。是非浪人にもどっていてほしい!w
2021年4月27日