秋の蝉: 隅田川御用帳(十八) (光文社文庫 ふ 17-23 光文社時代小説文庫 隅田川御用帳 18)

著者 :
  • 光文社 (2018年9月11日発売)
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感想 : 8

L 隅田川御用帳18 シリーズ最終

十四郎と登勢の夫婦関係はそれほどメインになってなかったような。シリーズ最終に相応しく?橘屋が介入して離縁したその後の二つの話。再読してないので記憶は定かでないが離縁後かなり年数が経ってからの話ってあんまりなかったよーな…?
ご都合なのは仕方がない、こんなもんかな。
このシリーズ、シリーズ前半はかなり涙涙で読んだ話もあったけど、離縁の形もネタ切れはあるんかなぁ。
最後、十四郎の今後の身の振りかたも明らかになるけど、個人的には道場主や楽翁絡みの話も好きじゃなかったから魅力半減だよ。お登勢が橘屋を切り盛りして十四郎はブラブラしてでもいざという時頼りになるくらいの前半のあの感じのほうがよかった。
隅田川御用帳、次のシリーズが出たみたいなのでそっちも読んでみよう。是非浪人にもどっていてほしい!w

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ふ:藤原緋沙子 隅田川
感想投稿日 : 2021年4月27日
読了日 : 2021年4月27日
本棚登録日 : 2021年4月27日

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