千里耳 つぐない屋お房始末帖2 (廣済堂文庫) (廣済堂文庫 ま 10-2)
- 廣済堂出版 (2009年5月15日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784331613689
感想・レビュー・書評
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内容(「BOOK」データベースより)
大身の武家で小者をしている男が、血の跡のついた立派な羽織を手に房が営む洗い張り屋を訪ねてきた。羽織は、三年前の寒い日、男が病のため、道端で倒れた際、どこかの若い女が着せてくれたものだという。家庭を持ち、ささやかながらも幸せな今の生活は、そのときに凍え死んでいたらありえない。血の汚れを消して、羽織の持ち主を探してお礼をしたいと小者はいう。大した稼ぎにならないと、しぶしぶながら依頼を引き受けた房だったが、案の定、手掛かりの少ない探索は難航した。だが、つぐない屋の仲間の娘・ちさが、妙なことを言い出した。羽織の女の声が聞こえると…。
令和2年11月29日~12月2日詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全話に1ヶ所はゾッとするような部分が出てくるけれど、バランスが良いので楽しく読める。
テンポよくよく、続きが楽しみになるのでよかった。 -
L つぐない屋お房始末帖2
第一作目には描かれなかったちさの記憶喪失と不思議な力があることが判明。前作からなにか含みがあると思っていたけれどこんな展開?的な。昔話の掘り起こしだけに語り部分に魅力がないと途端にその先に興味が…。 -
5/29-5/30
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