本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
- / ISBN・EAN: 9784333023042
作品紹介・あらすじ
タイの障害者が、テーラワーダ仏教に伝わる「気づきの瞑想」で得た「体に障害はあっても、心は障害者ではない」という境地と、それに至る修行の道程を紹介する。
感想・レビュー・書評
-
障害を負いながらも、気づきの瞑想によって、「苦しむ人」から「苦しみをみる人」になったカンポンさん。文章から、誠実さや優しさが伝わってくる。いつもそばに置いて、辛いときに読み返したい本。カンポンさんの生き様に触れ、勇気をもらい、気づきに立ち帰れると思う。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ここでいう『気づき』と云う概念が今ひとつ分からない。私の理解では自分から離れたところで自分のからだ、心をみつめると云うことだと理解したんですか、どうなんだろう。禅語でいう『慢』を限りなく排除して、ひたすら身体的なものに集中する。坐禅でいうところの雑念を捨つる作業に近いのかな。小池龍之介は『こうやって瞑想状態で客観的に見つめていると自分を支配できずに、すっきり消えていくことが生まれて初めて体感できた』といっている。言葉では分かるようなきになるけど自分で体感しないと分からないかないと云うことか。
全4件中 1 - 4件を表示