ホームページにオフィスを作る (光文社新書 11)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334031114

感想・レビュー・書評

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  • 自分のホームページを作る際、そのコンセプトを学ぶ上で非常に役立つ本である。時間がないせいで、私自身このホームページにその成果を十分生かしているとは言えないが、この本で学んだ点を引き続き実行していきたい。私が参考にしたのは、自分自身が利用したくなるホームページの作成を心がける、という点だ。「自分自身が利用したいと思うほど魅力がなければ、他の人も利用したいとは思わないだろう」と著者は言う。なるほど、言われればその通りである。あとは試行錯誤の実験を絶えず試みる、という著者のメッセージ。この2点は大いにヒントになった。先達はいつでも必要である。

  • ホームページにオフィスを作る 野口悠紀雄

    2001年に刊行された本をブックオフで見つけて買ってみました。
    やはり整理の鉄人は発想力が違うと唸る一冊。
    本に書かれていることはほぼ、現実社会で実現されている。
    此処で検討されている提言や提案の根本は今でも通用するのではないか?

    クラウドコンピューティング
    eラーニング
    デジタルデバイドの克服

    特に「デジタル技術はデバイドを縮小する」はiPadの出現を予告していたのではないかと思えてしまう。一方で携帯電話の可能性はやや冷ややかに論じられているので完璧ではないのは確かである。しかしながらその予見すらも一定の説得力があるのは間違いない。

    ブロードバンドが当たり前になった今、ナローバンドの中でこれだけの予見があるということは、実現できていない予見を改めて検討してみるのも良いかも知れない。

  • ブックマークのページというのは簡単で自分でも出来そうな気がするが、あまり変なブックマークはのせられないなぁと思った。
    いまならブログか。

  • 図書館
    2010年

  • 日経BP企画
    ホームページにオフィスを作る
    「超」整理法で一世を風靡(ふうび)した著者が、ホームページの作り方使い方を解説した本。いきなり「ホームページで全世界に情報発信」とはならずに、まず自分が使う情報をホームページにする、同窓会など仲間内で使うホームページを作る、企業内で使うホームページを作る、というようにまず利用者が確実に見込めるところから始め、少しずつ利用者を増やす方向でホームページを作ることを勧めている。分かりやすく実践的な本だ。

    (日経パソコン 2002/02/18 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
    内容(「BOOK」データベースより)
    ホームページは情報発信の手段だけではない。むしろ、“自分で使うため”に作ることを考えたほうがいい。常時接続が当たり前になりつつある現在、自分の知的生産の道具として、共同作業の中心として使いこなすことで、仕事のやり方に革命が起こるのだ。「野口悠紀雄オンライン」を作成・運営する「ノグラボ」の試行錯誤を通して著者がつかんだノウハウを初めて公開する。
    内容(「MARC」データベースより)
    ホームページは情報発信の手段だけではない。むしろ「自分で使うために」作ることを考えた方がいい。「野口悠紀雄オンライン」を作成・運営する「ノグラボ」の試行錯誤を通してつかんだノウハウを、初めて公開する。
    著者について
    著者 野口 悠紀雄(のぐちゆきお)
    1940年東京生まれ。東京大学工学部応用物理学科卒業後、大蔵省入省。72年エール大学Ph.D(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授を経て、現在、青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授。著書に『正確に間違う人、漠然と正しい人~「超」整理日誌6』(ダイヤモンド社)、『インターネット「超」活用法2001』(講談社)、『「超」勉強法実践編』(講談社文庫)、『インターネットは「情報ユートピア」を作るか?』(新潮文庫)、『金融工学、こんなに面白い』(文春新書)がある。
    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
    野口 悠紀雄
    1940年東京生まれ。東京大学工学部応用物理学科卒業後、大蔵省入省。’72年エール大学Ph.D(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授を経て、現在、青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    目次
    第1章 ホームページを作ってみよう(ホームページの自作で大きな可能性が開ける
    ホームページの自作はさほど難しくない ほか)
    第2章 ホームページの活用でこんなことができる(自分で使うホームページ
    存在を知ってもらう ほか)
    第3章 「ノグラボ」と「野口悠紀雄Online」(「ノグラボ」の誕生と成長
    インターネットの水先案内 ほか)
    第4章 IT時代の可能性と問題点(ブロードバンド時代の可能性
    ITについての誤解 ほか)

  • ホームページの可能性を筆者自身の経験からわかりやすく書かれており、内容的にはかなり古い(2010年6月現在)が読んでおいても損は無いと思う。10年前に筆者が予測していた事が今では当たり前になっている事柄もいくつかあり、改めてウェブの技術進歩の早さを思い知らされた。

  •  文体が好きです。不思議に惹きこまれる。
     「『ITでできないこと』を探し、そこで差をつけることこそ重要である」(p.204)秀逸な警句だと思いました。

     「携帯はITか?」(p.208)が面白い。
     「情報を電子形態で連続的に処理してつぎの段階に送る」(p.209)ことをしないから「ITシステムの外」(p.209)としている。
     
     「情報を電子形態で連続的に処理してつぎの段階に送る」ことが無いようなアプリケーションは「ITシステムの外」なんだよ。本当にそうだ。

  • もう古い内容だし、手法そのものは、グーグルを使うと結構なことができる。考え方は、整理のために読んでもいいかも。

  • <a href="http://blog.livedoor.jp/s_ryoko/archives/50848973.html" target="_blank">レビューはこちら</a>

  • ホームページは自分が使うために作るものであるという発想が書かれてあり、これを読んで自分のホームページを作る気になった。

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著者プロフィール

1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業。64年大蔵省入省。72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授(先端経済工学研究センター長)、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て2017年9月より早稲田大学ビジネスファイナンス研究センター顧問。専攻はファイナンス理論、日本経済論。ベストセラー多数。Twitterアカウント:@yukionoguchi10

「2023年 『「超」整理手帳 スケジュール・シート スタンダード2024』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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