生きていくためのクラシック (光文社新書 118)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334032180

作品紹介・あらすじ

「生きていてよかった」-のっぺりした人生に命を吹き込む指揮者13人の至高の名演ガイド。

感想・レビュー・書評

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  • 感動の体験は尾を引く
    CDで聴いてどれほど違うのかわからない

  •  幾つか知っている、または持っているCDがあった時に、なぜかよっしゃと思ってしまった。中々過激な表現で紹介してくれるが、慣れたためか前著ほど妙な感覚はなかった。残念ながら結構な数の紹介版が、店頭にはなかったので、どう聴くかが目下の課題となった。図書館にもなさそうだし・・

  • はじめに、に書かれている最高でなければならない理由、の考え方が面白いな、と思った

  • [ 内容 ]
    「生きていてよかった」―のっぺりした人生に命を吹き込む指揮者13人の至高の名演ガイド。

    [ 目次 ]
    第1章 精神のバロック、官能のバロック、退廃のバロック
    第2章 歌の恍惚
    第3章 東西武闘派対決―音響の快楽
    第4章 岩のブルックナーと絹のブルックナー
    第5章 明晰という美徳、または地中海的リアリズム
    第6章 日本で燃え上がった二人の巨人
    補章 これを聴きもらすのはもったいない!

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • いいタイトルだよね・・・(涙)<br>とってもとってもとっても楽しみにしていたジャニーズコンサートが外れて悲しみに打ちひしがれていたら、このタイトルが胸にしみたよ。いいこと言うなあ許さん!(て言われても嬉しかないだろ)<br>生きていくことに意味なんてあるのか??という疑問が根本にある。その疑問を一時的に払拭してくれるのが最高のクラシックの存在だ、とおっしゃる許さん。分〜か〜る〜!!<br>この本は、タイトル通り許さんが超お気に入りの演奏ばかりを紹介した本なので、毒っ気はあんまりないんですけど、でも許さんのこういう基本スタンスには共感しまくりです。<br>素晴らしい演奏について筆を極めて語ってる時、そう!私が西川のライヴで感じる気持ちコレ!!って思う。(え?やっぱりずれてる?)<br>許さんの本読むと、ウワッ、この演奏すっげえんやろな〜聞きてえ〜!!!!って気持ちはかなり掻き立てられるので、本当にあんまりクラシック興味ない人も読んでみるといいと思うっすよ。(私はあまりそれを消化できてないけどな!)これは初心者向きっつーことで「初心者はお手軽にこの曲を楽しむために、冒頭の曲を聞いたら、その後は一気にすっ飛ばしてラストの曲に進もう」なんて乱暴なことまで書いてあって実に親切です。

  • 「最高」よりもっと個人的な思いが詰まった書かれ方で、演奏家を紹介。垣間見られる紹介文中には、ためになる文章が交じっていました。

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著者プロフィール

1965年、東京都生まれ。慶應義塾大学教授。著書に『クラシックがしみる!』『問答無用のクラシック』『コンヴィチュニー、オペラを超えるオペラ』『オレのクラシック』『クラシック批評という運命』(いずれも青弓社)、『クラシック魔の遊戯あるいは標題音楽の現象学』(講談社)、『世界最高のピアニスト』『生きていくためのクラシック』(ともに光文社)、『痛快!クラシックの新常識』(リットーミュージック)、『これからを生き抜くために大学時代にすべきこと』(ポプラ社)、編著に『クラシック知性主義』『絶対!クラシックのキモ』(ともに青弓社)、共編著に『クラシック・スナイパー』シリーズ、『クラシック反入門』(ともに青弓社)、共著に『クラシックCD名盤バトル』(洋泉社)など。

「2016年 『クラシックの秘宝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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