極みの京都 (光文社新書)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334033767

感想・レビュー・書評

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  • ガイドブックなのだけれども、京都人の性質や、歴史の部分が特に面白かった。
    レストランの案内も良かったが、もう少し歴史、地理について書いてあったらよかったと思う。
    また、レストランと言ってもうどん、ラーメン、丼など「普段着の」店も紹介されていて、こちらは敷居が低い分次回の京都旅で訪れようと思う。
    「普通の京都」の章で紹介されている御所界隈をぶらりと歩いてみるのも楽しそう。
    京都は、見どころがたくさんあるけれども、多くを周ろうと思うと忙しなく、ゆったりと楽しむことも大切なんだと言われたような気がした。

  • 京都から若狭の小浜までは鯖街道が走り、出町柳は中継点の役割を担った。
    岩倉の実相院は、遠山などを庭の眺めに活かす借景と、黒光りする床に緑や紅葉が映り込む板の間が見所。
    京都の紅葉といえば永観堂。琵琶湖疏水奥にある日向大神宮は穴場の紅葉スポット。

  • 前回読んだ本は料理に言及するのみだったが、今回は京都観光の押さえ方を幅広く紹介した本。たぶん、観光ガイドよりもずっと参考になるのだろう。京都ブームをシニカルに見つめる姿勢は変わらない。本質は人と人の間にあって、綺麗な写真や煌びやかな文字の中にはない、と切々と語っている。

  • プロ京都人(笑)の彼の数多くの京都案内の中ではいちばんまとも。軽く読めます。

  • 4.5年前だったかの旅行では役に立ったんだけど、もう読まなくていいかな。情報が古い。必要なものはメモした。

  • 珍しく、気負いのない、商売っ気のない、自己主張がうっとうしくない京都本。

  • 人気の京都を紹介する本。しかも普通の観光案内というより大人の特に男性向けの本と言えよう。京都近郊に住み、京都に若いときから関係の深い私にとっては「当然」というような紹介もあるが、遠方から京都にやってくる「大人」にとっては重宝かも。京都入門編とも言える本だ。

  • 知っているところが書かれていると、それだけでちょっと楽しくなる。確かに相国寺とパパ・ジョンズの並びは面白い。

  • 京都に住んで60年だが未だ知らないことがあり本当にいろいろ参考になった。

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著者プロフィール



「2023年 『歩いて愉しむ京都の名所』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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