「意識の量」を増やせ! (光文社新書 522)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334036256

感想・レビュー・書評

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  • 意識の量を増やすのは必要な場面が多い。一考の価値はある程度の本。
    論語を読んで「伝えたい事はわかるけれど……」って感じた時と似た気持ちになった。
    考えが昭和的で受け入れられない。「意識の量が足りないのが問題ではなく、アンガーマネジメントが出来ていないのでは?」など、意識の量が課題ではない問題提起が多かった。
    「若い人」との対比が多く、相当コンプレックスがあるのだろうね……。新しい個を尊重する考えについていけないと悲鳴をあげている本に見える。「『大人になんてならなくて良い』という風潮がある」とか。実際ならなくて良いし、その言葉をマイナスイメージに捉えるのは僻みや難癖でしかない。
    三色ボールペンの色分けは良いと思った。特に、自分の意見を書く色はなかったので、その辺のアイデアは取り入れてみる。

著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』が、シリーズ260万部のベストセラーとなる。その他著書に、『質問力』『段取り力』『コメント力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』『超速読力』『頭がよくなる! 要約力』『新聞力』『こども「学問のすすめ」』『定義』等がある。

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