統計・確率思考で世の中のカラクリが分かる (光文社新書)

著者 :
  • 光文社
3.23
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本棚登録 : 309
感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334036454

作品紹介・あらすじ

復興財源をどうするか?デフレ・円高をどう抑えるか?数字トリックを見破る、数字で説得する、天才・タカハシ先生の問題解決ツールを伝授。

感想・レビュー・書評

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  • 統計と確率についての基礎知識を身に付けたくて、手に取った本。

    統計と確率の解説については、専門的な内容であり、初心者には難しいように思う。
    初歩の初歩から分かりやすく説明している本ではない。

    ただし、政治家や官僚の嘘を暴いている本という意味では、非常に面白い本である。
    数字は意図して低くみせることも、高くみせることもできるので、その定義と根拠を意識する必要がある。
    新聞の読み方、資料の読み方には非常に役立つ内容であった。

  • 高橋氏の本にしては非常に分かりやすい部類に入るかな。
    確かに統計の考え方は重要ですね。ただ数字だけみても、出し手の意図にはめられる可能性が高いので、その数字の裏づけや成り立ちまで踏み込んで読み取らないといけないね。スタティスティック・リテラシーとでも言おうか。

  • 【統計】【経済】タイトル通り、統計/確率を用いた考え方から、メディアで報じられている経済政策や数字の煩雑な扱われ方を暴いている一冊。個人的に好きだったのはベイズ統計に関する章。確率で王道なのは客観確率であるが、主観確率を基本としているベイズ統計を分かりやすい例で説明してくれており、一人一人がこのベイズ統計の考え方を身につければ数字に対する耐性が身に付くだろうなと感じた。

  • 前半しか確率統計書いてない。
    書籍タイトルと内容のギャップが激しすぎ。

  • 感謝

  • 世の中のニュースに数字が使われていると、正しそうに感じてしまいますが、その数字すら都合よく操作されていることもあると知り、何が正しいのか判断することは難しいなと思いました。

    さめさん(環境)

    所蔵情報:
    品川図書館 331.1/Ta33

  • タイトルから想像したものとちょっと違ったけど、本としては面白かった。

  • 1

  • 少し古い本だが。
    ベイズ推定あたりの著述は面白い。
    まず、事実は事実として眺めないと何も生まれない。

  • 発行後6年以上経っているので当然といえば当然だが、然程目新しい点はなかったような。
    ベイズの定理とか昔から有名だし。
    (元)同僚をこき下ろす文体は、あまり好きになれないが、筆者がすごく賢い人なのは否定しようがない。

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著者プロフィール

1955年東京都生まれ。数量政策学者。嘉悦大学大学院ビジネス創造研究科教授、株式会社政策工房代表取締役会長。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年に大蔵省(現・財務省)入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、内閣参事官(首相官邸)などを歴任。小泉内閣・第1次安倍内閣ではブレーンとして活躍。2008年に退官。菅義偉内閣では内閣官房参与を務めた。『さらば財務省!』(講談社)で第17回山本七平賞を受賞。著書はほかに、『正しい「未来予測」のための武器になる数学アタマのつくり方』(マガジンハウス)、『高橋洋一式「デジタル仕事術」』(かや書房)、『国民のための経済と財政の基礎知識』(扶桑社)、『理系思考入門』(PHP研究所)、『国民はこうして騙される』『プーチンショック後の世界と日本』(徳間書店)など多数。YouTube「高橋洋一チャンネル」でも発信中。

「2023年 『日本の常識は、世界の非常識! これで景気回復、安全保障は取り戻せるのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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