教養は児童書で学べ (光文社新書)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 603
感想 : 51
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334043025

感想・レビュー・書評

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  • 企業創始者という肩書のこの著者さんの児童書についての〜ということで興味深く読みました。
    私も経てきた児童書の数々、この出口さんの目から見た児童書は深く人生を知らしめてくれます。
    他の本も読んでみようと思いました。

  • 出口治明さんの著書、ブクログ登録は2冊目。
    この本は、116ページまで読んで、図書館に返却。

  • 人間が賢くなるためには「人、本、旅」が必要である、を持論とする著者が、子どもも大人も楽しめる選りすぐりの児童書十冊を解説

    本を通じて何かを知り、知識がつながっていつかどこかで「腹落ち」する
    幼少期に読んだ古典的な児童書、人類共通のテキストが教養の一部になる
    読んだ本の何かが「毒」となっていつまでも心に残り、いつか甦る

    そんな児童書を紹介しながら、本を社会を人生を縦横に語る格好の読書案内

    この本を読むと本が読みたくなる!

  • 童話をもう一度読んでみたくなりました。
    ブックガイドにも沢山の児童書が
    紹介されていて深い豊かな森への入り口のような本です。

  • 最近ハマってる出口さんの本.この中でちゃんと読んだ事があるのはモモだけだったので,折に触れて,いろいろ読んでみよう
    #fb

  • 924

    はじめに 僕は、毎日、寝る前の一時間を読書にあてています。社会人になったころからの習慣で、 どんなに忙しいときでもこのペースは変わりません。最近は週にだいたい三、四冊の本を読 むでしょうか。 読んでいるのは、小説や伝記、歴史書や学術書が中心ですが、漫画や児童書も大好きです。 僕は、本にはいい本とそうでない本しかないと思っています。児童書であっても優れたも のがあるし、つまらないものもある。大人向けに書かれた小説でもそうですし、学者の書い た学術書も同じです。 「純文学のほうが大衆文学より優れている」「学術書が一番だ」と考える人もいるようです が、僕はそうは思いません。単に、いい本とそうでない本があるだけです。

    知ることのよさ、教養を身につけることのよさは、このように、人生のな かで、チャンスや選択肢が増えるということです。だから、その分人生が楽しくなるのです。

    この順番をよく見てください。馬はアラブ人にとっては必要不可欠なものです。アラビア 半島では馬に乗れなければ死んでしまうので、馬の上が楽しいというのが一番にきます。 次は本です。女性よりも上です。これは、なかなか言えないことだとは思 いませんか。人間はイージーな動物なので、たいていは勉強より異性のほうがいいといいます。でも彼ら は異性よりも本がいいというのです。

  • 365日読書 12冊目
    「教養は児童書で学べ」出口治明

    西原村の「奇跡の本屋」こと「竹とんぼ」でゲットした本。
    教育関係者、お父さんお母さん、本が大好きな人にオススメです!

    短時間で読めるのに、専門書より深い。
    珠玉の10冊をじっくり読み解く「本の楽しみ方・味わい方」への誘い、、、

    ☆目次
    ①「はらぺこあおむし」には宇宙が全部詰まっている。
    ②「西遊記」は、はちゃめちゃだけど愉快痛快。
    ③「アラビアンナイト」でわかる、アラブ人てほんとにすごい。
    ④どんな人生にも雨の日があるから「アンデルセン童話」を読む。
    ⑤「さかさ町」で、頭と心を柔らかくする。
    ⑥エルマーのぼうけん」には、子供の「大好き!「がてんこ盛り。
    ⑦「せいめいのれきし」で気づく、今を生きることの大切さ。
    ⑧毒あるから心に残る「ギルガメシュ王物語」。
    ⑨「効率ばかりよって幸せですか?」と「モモ」は問いかける。
    ⑩大人も子供も「ナルニア国物語」を読もう

  • 本の読み聞かせをする前に、落語の枕みたいにお話ししたり、引っかかりになってくれそうなエピソードを話したり、役にたつ本です


  • 読書指南本。本の世界が広がります。 漫画、絵本含めて、「世の中には良い本と悪い本しかない」。 なるほど。 紹介して頂いた本にいくつか読んでみたい本が見つかりました。

  • 幼い頃読んだはらぺこあおむし。色鮮やかな蝶になり飛んでいくページをずっと見ていた。ナルニア国物語。衣装箪笥の先に異世界が広がっているワクワク感、これも今でも覚えてる。当時読んだ時の感情は曖昧だが、その頃なりに本を構成する文 絵 他全てから何か感じ取り動かされていたに違いない。
    子どもの時に読んで面白い絵本は大人になって読んでもきっと面白い。その時だから感じ取れること、今だから考えられることがある。本書は一章一冊、他に関連本として多くの絵本が紹介されている。その中には読んだことのない本もあり、いつか子どもと一緒に読みたいなと。

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著者プロフィール

出口 治明(でぐち・はるあき):立命館アジア太平洋大学(APU)学長。ライフネット生命創業者。1948年、三重県生まれ。京都大学法学部卒。日本生命入社。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て2006年に退職。同年、ネットライフ企画(株)を設立し、代表取締役社長に就任。2008年4月、生命保険業免許取得に伴いライフネット生命株式会社に変更。2012年上場。2018年より現職。著書に『全世界史(上・下)』(新潮文庫)、『0から学ぶ「日本史」講義』シリーズ(文春文庫)、『歴史を活かす力』『日本の伸びしろ』(文春新書)、『哲学と宗教全史』(ダイヤモンド社)、『一気読み世界史』(日経BP)、『ぼくは古典を読み続ける』(光文社)等多数。

「2023年 『人類5000年史Ⅴ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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