江戸の終活 遺言からみる庶民の日本史 (光文社新書)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334044336

感想・レビュー・書評

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  • 遺書を書いた人の家庭環境まで考察しており面白かった。
    父母は戦国時代を生き、その経験を聞いた遺書の作者がどう生きただろうか。戦国に比べれば平静の世とは言え、打ちこわしや一揆という動乱の中感じたこと。
    遺書が書けるくらいに恵まれた人なので、この本の登場人物は、遺書を残した人はある程度地位が高く、金がある人が多い。
    個人的に、農民や農家の思いも知りたいけれど、そのとき自分はどう感じたのか書き残す人は多くなく難しいだろうなあ。

  • 東2法経図・6F開架:B1/10/1025/K

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著者プロフィール

夏目 琢史(ナツメ タクミ)
国士館大学文学部史学地理学科准教授。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了、博士(社会学)。専門は日本近世史。主要著書に、 『アジールの日本史』(同成社、2009年)、『「名著」から読み解く日本社会史』(ミネルヴァ書房、2018年)、『江戸の終活』(光文社新書、2019年)など。

「2020年 『日本史概説 知る・出会う・考える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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