女性リーダーが生まれるとき 「一皮むけた経験」に学ぶキャリア形成 (光文社新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334044633

感想・レビュー・書評

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  •  女性リーダーになった人の聞き取り調査結果。
     いわゆるモーレツ社員の女性ばっかりで、正直、ここまで頑張らないと女性は出世できないのか……などと思った。が、よく考えれば(よく考えなくても)リーダー……つまりは、社長や役員などかなり出世した人達の仕事感や人生の聞き取りなのだから、男女関係なく、ここまで頑張らないとこんな役職にはならないよな、と自己完結した。
     そして現在、社長や役員になっている人の大半は、50代以上と考えると、今の働いて10年そこそこ世代と少し違った生き方をしてきた世代なのは当然か。
     ワークとライフを結びつけず、ライフはライフで充実させたい人が多い今の若手世代がもう20年30年働いたとき、男女ともにまた違ったリーダー感が生まれるのかも。
    、いや、ワークライフバランスが重視させれる世代でも、モーレツ社員の生き方をしたい人もいるだろうから、結局そういう人が出世していくのかな。そしてリーダーについて聞き取れば同じ結果になるのだろうか。
     そうやってつらつら考えていたが、本書を読んでも、やっぱり出世しリーダーとなる人は男女問わず“そういう”働き方をした人なんだな、という結論になり……男女間の差が本書を読んでもわかったようなわからないような……。

  • 【蔵書検索詳細へのリンク】*所在・請求記号はこちらから確認できます
     https://opac.hama-med.ac.jp/opac/volume/466088

  • よき上司、そしてチャンスは私に回ってくるのだろうか。

  • <2021年度男女共同参画推進センター推薦図書>
    ◎信州大学附属図書館OPACのリンクはこちら:
    https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB29908764

  • 女性経験の話は正直ふーんという感じ。
    男女雇用機会均等法は1986年の話だとすると、女性活躍に関してはまだまだ発展途上なのだと思った。

    ・リーダーになった女性は男性と同じ経験をした人。
    ⇒つまり結局は人間レベルの話で、失敗、挑戦を経験できた人なのではないか。

    ・決定に影響を及ぼす割合は組織の約3割。
    ⇒多様性をというならそこまでの割合がいるということ。それを日本では本気で取り組んでいるのだろうか?知りたい。

  • 東2法経図・6F開架:B1/10/1053/K

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著者プロフィール

ジャーナリスト。1962年生まれ。84年お茶の水女子大学文教育学部卒業。日経ホーム出版社(現日経BP)発行の『日経WOMAN』編集長、日本初の女性リーダー向け雑誌『日経EW』編集長、日本経済新聞社・編集委員、淑徳大学教授などを経て、2020年4月東京家政学院大学特別招聘教授。財務省・財政制度等審議会など政府自治体の各種委員も務める。著書に『異なる人と「対話」する 本気のダイバーシティ経営』(日本経済新聞出版)、『女性リーダーが生まれるとき』(光文社新書)など。

「2023年 『市川房枝、そこから続く「長い列」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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