ヒズ・リトル・アンバー 上 (光文社BL COMICS) (KOBUNSHA BL COMICS)
- 光文社 (2023年11月2日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334101121
作品紹介・あらすじ
~拾い主との二人暮らし、恋心もカラダもすくすく育ってしまいました~【攻】不愛想甘やかし男やもめ ×【受】人ならざる美貌の青年豹に変化できる謎の美青年・琥士郎は、ともに暮らす不愛想な男やもめ・源慈のことが好き。1999年の大晦日の夜、源慈は幼い獣姿の琥士郎を拾い育ててくれたのだ。大好きだけど言えない恋心…のはずが突如起こったカラダの異変で、源慈にエッチな手助けをしてもらうことになり?!上下巻同時発売!
感想・レビュー・書評
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表紙絵で買いました。
読んでみて、ストーリーやキャラクター(外見も性格も)や関係性、好みです。
どうしても任侠ものというか、そちらの筋のものの設定は好きではないので、ここに関しては買う前にしっかり調べておかなきゃならなかったと反省です(これは作者さんの非ではなく、私の嗜好の問題なので)。
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以下、感想未満の「BLという恋愛のかたち」への考察です。考察というか、愚考。ぐだぐだ失礼します。
何度かブクログにBLものの感想をあげていて、けっこうな割合で書いているように思いますが、現代のBLにどうしても馴染めなさがある…。
これも、どこまでも私の嗜好の問題です。
現実の社会のなかでひとは性的指向で差別されるべきではない。
これは強く思います。
他者の基本的人権を侵さない限り、ひとは決してその属性で差別されるべきではない。他人の属性で、ひとはひとを差別してはならない。
なんですが、フィクションのなかで、BLがBLとして描かれなければならない動機が現代では薄れてきているのかな…。
違うか。
フィクションのなかで語られる恋愛のかたちとして、同性愛が選ばれる理由が、既に変わってきているのでしょう。
もうそれは禁断の恋ではないということ。
必然ではなく、選択可能なもの。
そういうことなんだと思います。
いい時代になりました。
そう、思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
出会いも別れも運命のように思えて、それでも二人がお互いも求め、あらがったからこその最後なんだろうなと思うと胸が熱くなりました。男らしい体つきや立ち姿、エロの画角が本当に眼福です!シリーズ未読でも読めましたがこの機会に他作品も読みます。