スクール・ウォーズ―落ちこぼれ軍団の奇跡 (光文社文庫 は 4-1)
- 光文社 (1985年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334702748
感想・レビュー・書評
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有名なドラマの小説。読みやすくて、実話をもとにした話として、すごいなあと思う。
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毎日のツライ電車通勤ですが、、、
実は嬉しい面もあるんです。
それは読書ができること。
読みながらついついウトウトしちゃうこともありますが、少しずつ読んでます。
んで、さっそく読み終わったのが『スクール・ウォーズ』です。
伏見工業高等学校ラグビー部と、同部監督で元日本代表フランカーの「山口良治」をモデルとして執筆された物語で、弱小ラグビー部が全国優勝を果たすまでの軌跡が描かれています。
1984年にはテレビドラマ化、2004年には映画化もされたので、ご存知の方も多いですよね。
テレビドラマはリアルタイムに観ていたので、読んでいて、何度か主題歌の"HERO"のメロディが頭に浮かんできましたよ。
やっぱ小説では泣けないですねぇ。
多少、大袈裟でもテレビドラマのほうがイイですね。
あーっ、ラグビーがしたくなった。 -
1984年にドラマ化された「スクール・ウォーズ」の原作です。
落ちこぼれ軍団の伏見工業高校ラグビー部が、元オールジャパンのフランカーだった山口良治監督のもと、わずか7年で全国優勝を成し遂げるまでのストーリーです。
京都府高校総体予選で花園高校に112対0の大敗を喫したことの悔しさをバネにして「打倒!花園高校」を目標に練習を重ねるがなかなか勝つことができない。
そして、ついに花園高校を破り全国大会出場へ。
そこには、さらに強豪チームが待ち受けていた。
ついに、花園ラグビー場での全国大会の決勝までたどりつく。
相手は、強豪、大阪工大高校。
これまで公式戦で一度も勝ったことのない相手。
一万六千人の観客の歓声が花園ラグビー場を揺らす。
約60ページにわたる、決勝戦の試合描写は圧巻!
手に汗握る熱戦が頭の中で繰り広げられる。
「信は力なり」
若き高校生たちのラグビーに賭ける青春を描く。 -
「落ちこぼれ」と呼ばれ、「ツッパリ」と疎んじられていた生徒たちが、高校ラグビーで日本一に!
監督の情熱と手腕が学園の若者たちに目的を与え、計りしれないエネルギーを引き出した。 -
2016_11_04-0113
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80年代を代表するテレビドラマ原作。しかし、ドラマのほうはかなりエピソードを盛っている。また最後の決勝戦は分単位で詳述されていて、結果がわかっているのに、グッと引き込まれた。
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こちらバーコードが着いてないほどの古い一冊。
なのに、なのに、ブクログで読んでる人が80人もいるなんて!!!???
しかし、山下真司のあの有名なスクールウォーズがこういう内容だとは初めて知った!!!結構感動するし、字で読むといまのGTOとさほど変わらないうえに、こちらノンフィクション!!!!
すげー!!すげーよ!!山下真司!!笑!!
いや、山下真司の役の山口りょーじさん!!!!
結構感動した。もう、熱血教師だけど、リアルなだけに苦労とかそのほかも半端なかったと感じました。。。ついでに、彩海が生まれた頃の話らしく、時代背景がそんな感じだった。
ツッパリばっかりの高校なんだけど、アロハシャツにパンチパーマ。。単車。。
彩海の赤ちゃんの時のお父さんと、お父さんの友達がまさにそんな状態で写真に残っていたのを思い出し、そうかぁーうちのお父さんたちツッパリだったんだぁーと思う私です。笑 -
京都一荒れていた伏見高校のラグビー部の全国制覇までの軌跡。
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落ちこぼれ軍団から日本一へ。
夢のような話だが、実話だ。京都伏見工が頂点に立つまではそれほど時間を要していない。しかし山口先生と部員たちとが励んだ日々、築きあげた信頼、そして伝説は長く心に刻まれることだろう。
2010年12月17日読了。
もうすぐ「花園」の季節です。今年も年末は高校ラグビーで過ごすとするかな。 -
個人的に著者と大喧嘩したことがあるのでバイアスがかかってる。
と、言いつつどうも文章が変に回りくどく読みにくい本なのじゃないかなと感じる。ドラマはあまりにワイワイと盛り上がりすぎで、そういう場合は概ね原作の方が面白いはず。ただ本書の場合は回りくどさに振り回され、「落ちこぼれ軍団の軌跡」を追いかけるのにも苦労するかもしれない。
十数年前にラグビー人気が落ち込み始めたとき、高校などの指導者は「スクール・ウォーズの再放送を」ということを言っていた。それにも「どんなもんなんや」と苦笑いしたものだった。
数年ぶりに書棚からサイン本を発掘して一応読了。そして「ドラマのファンでした」という人に差し上げてきた次第。