- Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334702854
感想・レビュー・書評
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問題編と回答編にわかれているけど特に考えずにさくさく読んだ。
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『犯人当て推理傑作集』ということで、犯人当てものが9編収録。解決編がうしろに纏めてあるので、問題編だけ読んでじっくり悩むのも良し、とっとと解決編読んじゃうも良し。
なかでも倒叙モノである『ふり向かぬ冴子』が面白かった(← 倒叙なので犯人当てというより、犯人の犯罪計画のどこにミスがあったのか、を当てる)。
まぁ、読者に犯人を当てて貰う事が目的なので、全般的にほどほどに小粒なトリックですが、どの作品も主人公が片っ端から甘党だったり、音楽ネタやロシアネタなど、読んでてほっこりするポイント満載。
作品の舞台が、洋館、ホテル、客船にペンションと、ミステリ読みなら「うひょー♪」な設定なこともあり、大変楽しめました-。 -
イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/5016821.html)
(収録作品)砂の時計/夜の散歩者/二つの標的/白馬館九号室/貨客船殺人事件/伯父を殺す/殺意の餌/花と星/ふり向かぬ冴子 -
短編が9編。
どれも犯人を当てて楽しむもので、
解答編はうしろにまとめて書いてあるので、じっくりと推理をすることができます。