石田三成 (光文社文庫 お 11-1)

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  • 光文社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334708313

感想・レビュー・書評

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  • 三成の小説でこれほど前田慶次郎が出てくるのも珍しい気がする。主人公は三成だが、登場人物がそれぞれ個性豊かで一人一人に重みがあって良い。未完なのが残念。

  • 結城秀康や後藤又兵衛と仲の良い石田治部が見所。秀康はともかく又兵衛との絡みを書いた作品は珍しい気が。ちょい出しの直江山城・上杉景勝のキャラも面白い。未完なのが惜しい。

  • 尾崎先生の三成ものは情感に溢れていてどれも大変によい。司馬先生にも多大な影響を与えたのがきわめてよく分かる。

  • 死の床にある秀吉をめぐって、北政所と淀殿、石田三成と古参の武将たちが激しく対立。慎重に時を待つ家康の巨大な影が、無言の圧力となって人々を脅かす。知性の人・石田三成の悲劇を描いた長編歴史小説。

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著者プロフィール

1898ー1964 作家。横綱審議委員。『人生劇場』など。文化功労者。

「2015年 『国技館 大相撲力士、土俵の内外』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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