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- Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334708313
感想・レビュー・書評
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三成の小説でこれほど前田慶次郎が出てくるのも珍しい気がする。主人公は三成だが、登場人物がそれぞれ個性豊かで一人一人に重みがあって良い。未完なのが残念。
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結城秀康や後藤又兵衛と仲の良い石田治部が見所。秀康はともかく又兵衛との絡みを書いた作品は珍しい気が。ちょい出しの直江山城・上杉景勝のキャラも面白い。未完なのが惜しい。
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尾崎先生の三成ものは情感に溢れていてどれも大変によい。司馬先生にも多大な影響を与えたのがきわめてよく分かる。
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死の床にある秀吉をめぐって、北政所と淀殿、石田三成と古参の武将たちが激しく対立。慎重に時を待つ家康の巨大な影が、無言の圧力となって人々を脅かす。知性の人・石田三成の悲劇を描いた長編歴史小説。
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