特急おおぞら殺人事件 (光文社文庫 に 1-36)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334711832

感想・レビュー・書評

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  • 2022

  • 面白かった。ぐいぐい読めた。
    でも、残念なのは事件の犯人を逮捕できなかったことです。完全な逆恨みで、救いようもないし。ストーリーは面白かったです

    • ZEROさん
      ネタバレになるのでご注意下さい。
      ネタバレになるのでご注意下さい。
      2020/03/31
  • 読始:2009,2,25
    読了:2009,2,25


    やはり趣味の分野(鉄道&推理小説)は読みやすいw
    昨晩2:00から読み始め4:00には読み終わったww
    トリックという観点からいけばミステリとして対したことはない。
    だが西京の作品のよさはその事件に使われたトリックの素晴らしさだけではない。事件発端の“意表性”にある。何十何百も本を書いていてそれでいて飽きさせないのは小説の設定が新鮮であることがあげられるだろう
    今回は主役の十津川警部に対しては脇役ではある亀井刑事。だが西京作品において欠くことのできない彼。そんな彼の息子が釧路に向かう特急[おおぞら]の中で誘拐されるだけでなく、その車内で起きた殺人事件の犯人として亀井刑事が逮捕されるという衝撃の展開で始まる。

    もう亀井刑事が事件の核に絡んでいるというだけでファンは引き付けられ読みすすめてしまう。こういった読者の興味をひく設定をできることが評価にあたいする。

    事件の真相もなかなかつかめず、犯人の目星すらつかない…焦る十津川!
    まぁ事件は多少強引ではあるが一応スジの通った形で解決する。


    謎解きの面白さ、トリックや伏線の絡みがするするとほつれ一本につながった時の感動を味わうような純本格ミステリを読みたいならお勧めはしないが、西京のトラベルミステリファンでトリックはもちろんだがそれ以上に作品の設定が好きである、さらっと読みたいという人にはお勧め

    自分がファンだから納得できる一冊だが、冷静に評価するなら★3かな

  • 1996.1.25 初版28刷 495
    亀井刑事の息子が、特急「おおぞら9号」の車中で誘拐された!憔悴しきった亀井は、息子を助けるため犯人から届けられた毒入りジュースを飲み、意識不明に……。気がつくと、手には血まみれのナイフ。おまけに男女二人が刺し殺されていた。十津川警部は、亀井にかかる殺人の汚名をはらすため、北海道へ向かった。意想外の展開の傑作推理小説。

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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