OL捜査網 (光文社文庫 よ 7-2)

著者 : 吉村達也

• 光文社 (1991年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[kei_mさんの感想 · 2013年11月26日]

再読。
本格ミステリ。
意外な犯人、動機が切ない。

2013.11.26
再読。1991年の作品。
ヨコハマ自動車の社員・家族の連続殺人事件をOL3人が解決する。
まだ吉村氏が無名だった頃の作品だそうで、ちゃんとした本格ミステリ。
OLという表現や女の日常的な視点で事件を解決など、時代を感じさせる。

著者プロフィール

東京生まれ。一橋大学卒業後、ニッポン放送ディレクター、編成プロデューサー、 扶桑社書籍編集長を経て1990年より専業作家。
1986年扶桑社在籍中に執筆した『Kの悲劇』でデビュー。2009年10月発売の『蛍坂』が200冊目の著作。
2011年9月ライフワークの『魔界百物語』がスタート。100本の書き下ろしミステリーに挑む。

「2012年 『幻影城の奇術師』 で使われていた紹介文から引用しています。」