三毛猫ホ-ムズの四季: 長編推理小説 (光文社文庫 あ 1-46)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334716776

感想・レビュー・書評

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  • 冬から秋までの大きく4章で構成されているが、
    初めの半分は、あまり展開が進まず、少し読むのに疲れる感じ。

    でも、後半は、どんどん話が進み、
    え!あれがフラグだったの!っていう内容まで、一気に回収されていく。
    最後は意外な犯人。

    総じてとても面白かった。

  • 知人に借りて三毛猫ホームズシリーズを読み始めました。この作品は記念すべき一作目です。
    まず、登場人物のキャラが個性的で素敵でした。
    内容は殺人事件ですが、ところどころにユーモアが入っているのでシリアスな気持ちにはなりませんでした。
    他の作品も是非読んでみたいです。

  • 「それで―誰が夏子姉さんを殺すの?」警視庁の片山義太郎は、殺人事件の捜査のため、中華料理店の一室に張り込んでいた。隣の部屋では、事件の参考人・笠倉真一とその姉妹たち、春子、秋代、冬美が、大いにしゃべりあいながら食事中。その最中に飛び出したショッキングな発言。はたして、夏子の死体が発見されて…。

  • 読書録「三毛猫ホームズの四季」3

    著者 赤川次郎
    出版 光文社

    P23より引用
    “「僕用の神様です」
    と、石津が答える。「食事と睡眠を司ってるんです」”

     目次から抜粋引用
    “冬
     春
     夏
     そして、秋”

     警視庁捜査一課の刑事とその妹、そして三毛猫ホームズの3人家
    族を主人公とした、長編ミステリー小説。
     個室の中華料理店で張り込み中の主人公・片山義太郎、肉そば
    を食べながら隣の個室の会話に注意を向けていたその時…。

     上記の引用は、晴美の危機に対して無事を祈る石津刑事の様子。
    八百万の神様がいて、大事に使った道具にも神様が宿ると言われ
    ているのですから、食事と睡眠を司る神様もきっといるでしょう。
     何と言いますか、かっこつけて人と違うことをするのには、大
    きく道を踏み外すリスクがつきものなのかもしれないなと思いま
    した。

    ーーーーー

  • ドラマ化(以下略)

    春夏秋冬を名前にもつ、4姉妹たちの話でしたが……

    うーん、なんか、毎回のように犯人自殺、な終わり方だと思うんだけど、それってなんかなぁと、思ってしまった。

  • 兄弟が四人…しかも、殺し合いの相談をします。

  • 2005年3月11日

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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