三毛猫ホームズの世紀末 (光文社文庫 あ 1-69)

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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334725969

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  • 読書録「三毛猫ホームズの世紀末」3

    著者 赤川次郎
    出版 光文社

    P147より引用
    “中へ入って扉を閉めると、希代子はバッグを台の上に置
    いて、お財布を出し、中からテレホンカードを取り出した。”

     目次から抜粋引用
    “詩人
     犯行前
     学食の昼
     名門の誉れ
     裏切り”

     警視庁捜査一課の刑事とその妹、そして三毛猫ホームズの3人家
    族を主人公とした、長編ミステリー小説。人気シリーズ第27弾。
     人気の詩人がテレビ番組に出演していた、質問コーナーで質問
    をすることとなったのは…。

     上記の引用は、ある女子大生が電話をかけようとしている場面。
    初の書籍化は1995年とのこと、今から19年前の話なので、テレホ
    ンカードが現役でも当たり前の頃なのですね。1995年といえば、
    社会的に非常に波乱に満ちた年だったと記憶しています。
     女子大生達の売春の話が出てきますが、病気になって困るのは
    本人たちなので、将来を考えるのならしないほうがいいと思いま
    す。そもそも違法です。ばれなくて本人たちが楽しんでいるのな
    らいいじゃないかと、気楽にいう人もいるかもしれませんが、病
    気が蔓延すると間接的に感染する可能性が高まるので、気を付け
    てもらいたいものです。

    ーーーーー

  • 三毛猫ホームズの雰囲気は間違いなく、安定的に楽しんで読めた。
    しかし物語としては、事件の広がり方に対して収まり方がこじんまりとしてしまい、物語のボリュームが弱く感じた。

  • 主人公が少々女性恐怖症のきみが治ってきているよう…

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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