讃岐路殺人事件 (光文社文庫 う 1-40)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334733919

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  • 母・雪江が旅先で交通事故に遭い、記憶喪失になってしまった。ほどなく記憶を取り戻したある日「瀬戸大橋自殺者第一号?」というニュースを見て声をあげた。自殺したという久保彩奈が、雪江を轢いた加害者だったのだ。事故を苦にした自殺かもしれない、という母の命により、浅見光彦は高松の彩奈の家を訪れる。彼女の死には、不可解な点が残されていた。

  • 母・雪江が旅先で交通事故に遭い、記憶喪失になってしまった。ほどなく記憶を取り戻したある日「瀬戸大橋自殺者第一号?」というニュースを見て声をあげた。自殺したという久保彩奈が、雪江を轢いた加害者だったのだ。事故を苦にした自殺かもしれない、という母の命により、浅見光彦は高松の彩奈の家を訪れる。彼女の死には、不可解な点が残されていた!

  • ミステリーとはいえ、

    「多度津町」が小説に登場するなんて

    思いもよらなかった。



    『讃岐路殺人事件』(内田康夫著 光文社文庫)



    著者自身も「自作解説」の中で書いているように

    「この作品に登場する場所も人物も、実在のモデルが少なく」ない。


    だから、自分が浅見探偵になったようで面白く読める。

    プロローグで登場するのが、なじみの「道隆寺」ともなれば

    一気に物語の中に引き込まれる。

    仲間と離れて一人タクシーで「道隆寺」にやってきたが

    その際、車を待たしておくことをしなかったため

    帰りのタクシーが探しやすい表通りへ出ようとする。

    山門を飛び出したところで

    左から来た「彩奈」が乗った車と接触するのだが・・・・・。



    プロローグからこの調子で実在の場所が登場するものだから

    これは後が楽しみだ。

  • 光彦の母、雪江が四国霊場巡りの途中で、交通事故に遭い、記憶を喪失した。
    これは地元香川が舞台なので、知っている場所ばかりで興奮しながら読みふけりました。
    ドラマにならないかなって思っています。

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著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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