- Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334733919
感想・レビュー・書評
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母・雪江が旅先で交通事故に遭い、記憶喪失になってしまった。ほどなく記憶を取り戻したある日「瀬戸大橋自殺者第一号?」というニュースを見て声をあげた。自殺したという久保彩奈が、雪江を轢いた加害者だったのだ。事故を苦にした自殺かもしれない、という母の命により、浅見光彦は高松の彩奈の家を訪れる。彼女の死には、不可解な点が残されていた。
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母・雪江が旅先で交通事故に遭い、記憶喪失になってしまった。ほどなく記憶を取り戻したある日「瀬戸大橋自殺者第一号?」というニュースを見て声をあげた。自殺したという久保彩奈が、雪江を轢いた加害者だったのだ。事故を苦にした自殺かもしれない、という母の命により、浅見光彦は高松の彩奈の家を訪れる。彼女の死には、不可解な点が残されていた!
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ミステリーとはいえ、
「多度津町」が小説に登場するなんて
思いもよらなかった。
『讃岐路殺人事件』(内田康夫著 光文社文庫)
著者自身も「自作解説」の中で書いているように
「この作品に登場する場所も人物も、実在のモデルが少なく」ない。
だから、自分が浅見探偵になったようで面白く読める。
プロローグで登場するのが、なじみの「道隆寺」ともなれば
一気に物語の中に引き込まれる。
仲間と離れて一人タクシーで「道隆寺」にやってきたが
その際、車を待たしておくことをしなかったため
帰りのタクシーが探しやすい表通りへ出ようとする。
山門を飛び出したところで
左から来た「彩奈」が乗った車と接触するのだが・・・・・。
プロローグからこの調子で実在の場所が登場するものだから
これは後が楽しみだ。 -
光彦の母、雪江が四国霊場巡りの途中で、交通事故に遭い、記憶を喪失した。
これは地元香川が舞台なので、知っている場所ばかりで興奮しながら読みふけりました。
ドラマにならないかなって思っています。