ロック傑作選 (光文社文庫 み 19-11 甦る推理雑誌 1)

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制作 : ミステリー文学資料館 
  • 光文社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (499ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334733971

感想・レビュー・書評

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  • 『不思議な母』(大下宇陀児)、『噴火口上の殺人』(岡田鯱彦)、『遺書』(伴道平) 辺り面白かったですね。どれも戦後すぐの、あの「ようやく探偵小説が書ける!」と叫び声を上げた時代ならではの勢いが良い。
    それと、木々と乱歩の論争(新泉録と一人の芭蕉の問題)も収録。こちらも面白かった。

  • (収録作品)遺書(伴道平)/花粉(横溝正史)/噴火口上の殺人(岡田鯱彦)/火山観測所殺人事件(水上幻一郎)/蛇と猪(鮎川哲也)/8・1・3(島田一男)/みささぎ盗賊(山田風太郎)/不思議な母(大下宇陀児)/緑亭の首吊男(角田喜久雄)/写真解読者(北洋)/飛行する死人(青池研吉)

  • '08.1.2
    天牛@200

  • 未読

  • 良い感じに面白かった。なんとなく日本本格推理小説黎明期って感じで。まあ黎明期が一番面白かったのではなんて思ったり。いくつか読みにくいのもあったんだけどどれも魅力的な謎→論理的解決がきれいに決まってて面白かった。個人的には「噴火口上の殺人」が一番かな。…小説以外も含めると一番興味深かったのは「一人の芭蕉の問題」なんだけど。

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著者プロフィール

1902 年5 月25 日、兵庫県生まれ。本名・正史(まさし)。
1921 年に「恐ろしき四月馬鹿」でデビュー。大阪薬学専門学
校卒業後は実家で薬剤師として働いていたが、江戸川乱歩の
呼びかけに応じて上京、博文館へ入社して編集者となる。32
年より専業作家となり、一時的な休筆期間はあるものの、晩
年まで旺盛な執筆活動を展開した。48 年、金田一耕助探偵譚
の第一作「本陣殺人事件」(46)で第1 回探偵作家クラブ賞長
編賞を受賞。1981 年12 月28 日、結腸ガンのため国立病院医
療センターで死去。

「2022年 『赤屋敷殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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