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- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334735128
作品紹介・あらすじ
その年、そしてその7年後、二つの殺人事件が起きた-。第一の事件の犠牲者は尾瀬路迂。彼は「超特急遅筆作家」であり、批評家でもあった。尾瀬の才能に劣等感と敵意を抱く作家、葦阿胡右に殺害されたのだ。しかし、遺体の側には自筆の遺書があり、自殺と断定される。その断定に疑問を持ったのは、尾瀬の娘、咲梨雅のみだった。卓抜した文学としての推理小説。
感想・レビュー・書評
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人としての「金と銀」。
「モデル小説」論議をひき起した問題作。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読み始めは、難解!!!
複雑、重厚。そして、緻密。
でも、面白くて、ページを後戻りしながらも、必死で食らいつくように読む☆
そう、そう。この感じ。読書の醍醐味やね☆
見事に虚実織り交ぜながらの物語の進行に、事実のような錯覚を覚える。
いろんな手法で書き進められていく。
読んでて、賢くなったような気になる。
で、とにかく面白い☆
わくわくするし、考える。
下巻も楽しみ!!!
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