足抜: 吉原裏同心 2 長編時代小説 (光文社文庫 さ 18-7 光文社時代小説文庫)

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  • 光文社
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感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334735555

感想・レビュー・書評

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  • 足抜けしたふたりの遊女を追って、幹次郎が活躍します
    現代の私達が経験したことのない江戸時代などの時代小説は、いろいろ想像が広がり面白いですね

  • シリーズ第2弾。
    すっかり幹次郎と汀女も吉原に落ち着いた感じですが、それにしても幹次郎は人を安易に切り過ぎる気がする。
    自分の浅い知識では花魁が太夫とは名乗らないように思うのだけど、本当のところは如何に。
    今度詳しく調べてみよう。

  • 神守幹次郎の剣は益々凄みを増してきたように思える。ただ、悪党とはいえ、簡単に命を奪ってしまうきらいがある。今後の展開に期待したい。

  • 吉原裏同心(二)
    今回は大きな物語(長編)に小さな事件を取り混ぜてという流れでした。
    足抜の方法がホームズの「赤髪組合」の方法だったのでちょっとビックリというか笑った。

    ドラマの神森幹次郎と汀女とはすこぉ~~しイメージが違うけどドラマはドラマで小説は小説でどちらも面白い。

  • シリーズ1作目「流離」は1話完結のようないくつかの話をまとめたものだったが、この本は主人公が大きな謎を追いかける展開。

    ハラハラドキドキで一気に読みました。面白い。

  • 吉原に落ち着いた2人。
    12月までTV放映していた「JIN」を見ていて吉原のイメージがちょっと出来ていました。
    おかげで?吉原に中の話もちょっとイメージが出来て来ました。

    失踪のからくりがもしかして?と思った推理が的中(笑)
    当たるのは珍しいです(笑)
    この先、追っ手が迫って来るのか?
    それともここで落ち着いて事件(?)を解決していくのか?
    今後が楽しみです。

  • ハマった。
    とりあえず、このシリーズを読んだら他のシリーズにも手を出したい。

    吉原の様々な駆け引きが描かれている。
    前作で下地が作られているので、ほいほい楽に読めた。

  • 吉原から遊女が次々謎の失踪、最後には太夫が姿を消す。幹どのが謎に挑戦!…という話。とぼけた味の幹どのがなぜこんなにみんなにもてはやされるのか(磐音はわからんでもないんだが)はともかく、佐渡から人夫を集めて穴を掘るという銀行強盗みたいな手口は、時代劇離れしていて意表をつかれた。ただ畳の下に抜け穴が、というのはさすがにお茶屋に知られずに作るのは無理なんじゃと思うけど(笑)

  • 幹次郎と汀女、薄墨太夫など出てくる登場人物が魅力的なので読んでて面白い

  • ラストで

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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