怒りの北陸本線 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334737771

作品紹介・あらすじ

新宿中央公園で、両眼をえぐられた男の死体が発見された。所持品から身元が判明。部屋から、北陸の温泉地を巡る日程が記されたカレンダーが見つかる。男の足取りをたどり、十津川と亀井は北陸へ。そこに、多摩川の河原で右腕を切断された女の死体発見の報が。彼女も男と同じ日程で北陸を訪れていた!?挑発的な連続殺人犯を十津川警部の熱い怒りが追いつめる。

感想・レビュー・書評

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  • 2022/07/24 88読了

  • 西村京太郎は、なぜこんなにゆすり、たかりの構図に詳しいのだろう。
    まさかと思うが、西村京太郎も、ゆすり、たかりに会ったことがあるのだろうか。

    有名人だから、程度の違いはあっても、たかりに会ったことがあることは、間違いない。
    ゆすりに会ったとすれば何だろう。

    そう、想像しながら読んでいくと、とても面白く読めました。
    有名人でなくてよかったと思いました。

    最初の殺人の原因となった北陸本線の旅行の話は、興味深い。

  • 1998.6.15 初刷 533
    新宿中央公園で、背中を刺され両眼をえぐられた男の死体が発見された。所持品から、男は坂井広信と判明。マンションの部屋から八千万円近い預金額の通帳と現金二百万円、さらに鏡の裏から、北陸の温泉地を巡る予定が記入されたカレンダーが見つかり、十津川と亀井は宿泊ホテルの調査に向った。その矢先、多摩川の河原で腕を切断された女の死体が……。彼女も同じ日に北陸を訪れていたのだった!?長篇推理。

  • twice 070901-
    未読・・
    [200411 ??]

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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