江戸川乱歩全集 第20巻 堀越捜査一課長殿 (光文社文庫)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (632ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334738037

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  • 堀越捜査一課長殿
    妖人ゴング
    魔法人形
    サーカスの怪人
    まほうやしき
    赤いカブトムシ

  • 故郷の誇り、江戸川乱歩の作品を読んだことがないなって買っただけの本。

  • 2009/
    2009/

    堀越捜査一課長殿. 妖人ゴング. 魔法人形. サーカスの怪人. まほうやしき. 赤いカブトムシ. 私と乱歩 小泉武夫著.

  • 『堀越捜査一課長殿』
    警視庁捜査一課長堀越の元に届けられた手紙。渋谷警察署長時代に起きた東和銀行盗難事件の真相が語られる内容。銀行から輸送車に運ばれる途中に奪われた現金。犯人の大江が逃げ込んだ自宅アパート。消えた大江。大江の隣人で手紙の差出人・北園荘助。警察による捜査は北園の部屋のテレビの箱を調べるまで慎重に行われたが迷宮入り。大江の恋人でバーの女給・弓子と結婚した北園。死を目前にした北園の告白。

    『妖人ゴング』 明智小五郎&少年探偵団シリーズ
    「うわん うわん うわん」と言う笑い声とともに現れる妖人ゴング。少女探偵マユミさんを狙う。

    『魔法人形』 明智小五郎&少年探偵団シリーズ
    公園の怪しい腹話術師に拐われたルミちゃん。少年探偵団の別動隊チンピラ隊の活躍。

    『サーカスの怪人』 明智小五郎&少年探偵団シリーズ
    少年探偵団の井上君とノロちゃんが目撃した髑髏男。サーカスのテントの中に入り込んだ髑髏男を追いテントの中に入る二人。観客に気付かれ混乱した会場から消えた髑髏男。空中ブランコの花形・ハルミのバスに現れた髑髏男を包囲する団員。消えた髑髏男。その後もサーカスに混乱を起こす髑髏男から団長の笠原氏に対する脅迫状。息子・一平君を襲う髑髏男。西洋屋敷に引っ越した笠原氏。届けられた絨毯から現れた髑髏男が誘拐した一平君。明智小五郎登場。射撃場の的の後ろに埋められた一平君。再び屋敷から誘拐された一平君。屋敷から消えた髑髏男と屋敷ないに隠された一平君を発見した女中の追跡。小屋の中に監禁された老人の正体。西洋屋敷で怪人二十面相の正体を暴く明智小五郎。警察官や老人に変装しサーカスに逃げ込んだ二十面相。象に乗っての逃亡。

    『まほうやしき』 明智小五郎&少年探偵団シリーズ
    少年探偵団が迷い込んだ不思議な家。消えた西洋怪人。

    『赤いカブトムシ』 明智小五郎&少年探偵団シリーズ 
    魔法博士との知恵比べ。赤いルビーを隠したり見つけ出したり。

  • このありたの物語は、江戸川乱歩マニアには、けっこう評判が悪いようです。
    これまでも、ときどき注釈にツッコミをいれられていましたが、この巻は、酷い。

    でもこれは、わたしは、乱歩が酷いのではなくて、注釈が酷いと思います。
    注釈なんて、自分の解釈を披露する場じゃねぇだろう。でしゃばってんじゃないよ!!

    1つ1つ読んでも、それほど悪いとは思いません。
    トリックの焼き直し?それがどうした。
    前の物語との整合性?それがどうした。

    夢こそまこと

    その意味が、わかってねぇんだろうな。
    こんな風に、乱歩をバカにして悦にいるんじやなくて、自分の頭で物語を補完しろ。

    そう言いたくなりました。

    そういえば、わたしが子どもの頃、少年探偵団や、怪人二十面相をテレビドラマでやっていた記憶が。
    解決編は、全然おぼえていないのに、なぜか、あの怪しい老人とかにさらわれる場面は、おぼえています。

    夢の中で、なぜかわたしは、小林少年ではなくて、さらわれる少年でした。

    そんなことを思い出させる少年物。好きです。

  • 少年少女小説を初体験。

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著者プロフィール

1894(明治27)—1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。
大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。
あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。
主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。

「2023年 『江戸川乱歩 大活字本シリーズ 全巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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