呪海: 聖天神社怪異縁起 (光文社文庫 ひ 11-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (450ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334740054

感想・レビュー・書評

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  • 余計なエピソードを盛り込まない方が良かったんじゃ……。

  • 一応ホラーという事になるんでしょうかね。
    ストーリーに使われる道具(人形、民俗学の“穢レ”の概念、
    東北地方の荒覇吐信仰や歓喜天など…)のパーツで見ると
    面白そうな要素は有ったのですが、肝心のストーリーがイマイチ…。

    話を広げ過ぎたのがマズかったんでしょうね。ホラーって
    ある程度身近な事じゃないと、自身に迫り来る恐怖とか生理的な
    嫌悪感とか湧いて来ないと思うんですよ。今時、市松人形を
    持ってる人なんてそうそう居ませんよね。更に、その市松人形を
    媒介にして中央(大和)に対する東北の怨念がどうのこうのって
    風呂敷を広げ過ぎた感は否めないと。

    途中までは結構面白そうな流れだっただけに、後半に進むに
    つれて徐々に収集がつかなくなっていく様はいただけない。

  • 学校で読んでたら全身鳥肌でひとり凍えていました。春ですね!色んなキャラクターの視点で書いているので興味深いと言えば興味深いですが主人公の影が薄くなっちゃっているかな…?空木さんかっこいい!

  • 表紙が気に入って購入しました(笑)「岩手の神嶋神社で、催される百年に一度の大祭。手伝いを要請された聖天弓弦が出会う怪異、人形に込められた怨念」伝奇ホラー

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著者プロフィール

1960年、岩手県生まれ。大阪芸術大学芸術学部を卒業後、2000年に『エンデュミオン エンデュミオン』(ハルキ・ノベルス)でデビュー。『エリ・エリ』(ハルキ文庫)で、第1回小松左京賞を受賞。14年には「風の王国」シリーズ(ハルキ時代小説文庫)で、第3回歴史時代作家クラブ賞・シリーズ賞を受賞。「採薬使佐平次」シリーズ、「江戸城 御掃除之者!」シリーズ、「よこやり清左衛門」シリーズ(ともに角川文庫)や「草紙屋薬楽堂ふしぎ始末」シリーズ(だいわ文庫)、など、多岐にわたるジャンルにて活躍している。

「2023年 『大一揆』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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