萌黄色のハンカチ-フ: 杉原爽香、三十五歳の春 長編青春ミステリ- (光文社文庫 あ 1-112)
- 光文社 (2008年9月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334744700
感想・レビュー・書評
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シリーズ第21弾。
小説の中の人物も実際の年月の進行とともに年をとっていくという珍しい設定、しかもタイトルには必ず、色の名前がつくというこだわりの、年に1冊の書き下ろし文庫本。赤川作品で自分で購入して読むのはこのシリーズだけになってしまいました。
今回も殺人事件、社内の出生争い、ぐうたら兄貴の不祥事、、、と、トントン拍子の展開は、相変わらずでマンネリ気味ではありますが、年に1回ともなれば、それなりの楽しみにはなってくれています。
ただ、今回、殺人事件の犯人探しが、これまた警察の不祥事がらみのお話になって、つい1日前に読了した本「孤狼―刑事・鳴沢了」と同じで、あちらが徹底的にやってくれたのとは対照的だったのが残念。
(2008/10/1)
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相変わらずのシリーズ21作目だが、くず男たちに加えてくず女まで出てきた。後引きそう・・・。そして殺人事件くらいではびくともしない爽香に大きな出来事が・・・
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次作が楽しみな展開に!
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49歳→39歳→40歳→41歳→42歳→43歳→44歳→48歳→47歳→46歳→45歳→38歳→37歳→36歳→35歳
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内容(「BOOK」データベースより)
夫婦水入らずでの欧州旅行を楽しんだ爽香と明男。フランクフルトで、爽香は女優の笹倉弥生、劇団主宰の喜多原光夫と知り合う。帰国後、爽香が出席したパーティ会場に二人の姿が。会場ホテルのトイレで喜多原が殺される。一方「G興産」社内では、爽香を退職に追い込もうと謀略を企だてる同僚が―。読者とともに登場人物が年齢を重ねる人気シリーズ第二十一弾。
令和2年1月26日~28日 -
201505
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爽香シリーズ21弾。
爽香の実兄がやらかしてくれる今作。
事件が幾つも同時進行していて、最後には全部繋がるのがスゴいと思う。 -
かるくてイイわ^_^