十三の冥府 (光文社文庫 う 1-63)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (516ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334749170

作品紹介・あらすじ

大和朝廷以前、津軽半島西海岸地方を中心とした王国があり、一時は近畿にまで勢力を伸ばしていた-。青森県の神社で発見された古文書『都賀留三郡史』の真偽を解明するために光彦は青森に向かう。古文書を発見した神社の宮司は史実だという主張を曲げない。一方偽書だとする人々には不可解な死が相次いでいた!神の祟りとも畏れられた事件の真相に光彦が迫る。

感想・レビュー・書評

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  • けっこう長い旅の感じがしました。青森だけなのに…。

  • 津軽、荒ぶる神の祟り、お遍路。
    読んでいると曇天の肌寒い感じがしてならない。
    幾重にも絡みあい、逃れられない人と人。
    運命とか宿命とかあるのかもしれない。

  • 東日流外三郡誌という一時、世の中を騒がせた偽書をベースにいつもの旅情ミステリーが進行します。浅見光彦シリーズの中でも相当のボリュームです。

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著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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