消えた心臓/マグヌス伯爵 (光文社古典新訳文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334754273

感想・レビュー・書評

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  • 150年くらい前の作品。雰囲気はあるような気もするが。全然頭に入ってきませんでした。短編というのもあるんですが、いわゆる読者に全然おもねらない文章で、(もしかしたら原文(イギリス産)は違うのかもしれませんが)私個人の感想としては頭も要領もよく、金持ち健康で、それが理由で感受性が養われなかったのか?とかいつものような僻み根性がでてきてしまいました。この文章、インテリでない、その日暮らしのような身の上の人が書いたという触れ込みであっても、おまえらは、お前たちは、このように絶賛の嵐をおーこーしてー、すーべーてをー。

  •  原著は1904年刊行の『考古家の怪談集』で、M・R・ジェイムズの最初の小説集。
     20世紀初頭に出現したイギリスの怪奇小説の御三家として、アーサー・マッケン(1863-1947)、アルジャーノン・ブラックウッド(1869-1953)、そしてこのモンタギュー・ローズ・ジェイムズ(1862-1936)が並び称されており、アメリカのラヴクラフトより少し前の世代で、古典的な怪奇小説の作り手たちである。もっとももっと前の世代の作家としては、アイルランドのレ・ファニュ(1814-1873)という先達がいる。
     これらの有名な「古典的」怪奇小説作家の本を私は高校生の頃幾らか読んだのだが、その中でこのM・R・ジェイムズは、アンソロジーの中で短編1つを読んだきりだった。そのジェイムズの短編集、創元推理文庫のは絶版らしいが光文社古典新訳文庫で一昨年出ていた。
     読んでみると確かに古典的でシンプルな「怪談」がたくさん載っている。といっても、一つ一つは割と意外性もあって、こんにち読んでつまらないというわけではない。「怖い」というほどではないが何らかの衝撃性を喚起する力を持っている。「恐怖」に徹した緊迫性においてはラヴクラフトの方が上だと思うが、これはこれで悪くない。むしろ、面白い方だと思う。
     M・R・ジェイムズは写本、聖書外典を研究していた学者さんで、小説に関してはアマチュアであったようだ。それにしては、怪談を盛り上げる方法論に関して、当時としてはずいぶんと卓越していたのではないか。だからこそ怪奇小説の古典として重視されているのだろう。
     怪奇/ホラー小説というものは、そこで活用される記号の性質が、現代に向かってどんどん「生理的な・肉感的なもの」へと変貌してきたような気がする。本書に見られるのは、その点まだ、「恐怖」の対象としてはやや観念的なオブジェクトであるように思う。

  • 「若者よ、口笛吹かばわれ行かん」は「幽霊島」で読んだ。遺跡で古い笛を拾い試しに吹いたために、恐ろしいめにあう
    「MRジェイムズ傑作集」には「縛り首の丘」もあり。

  • 英国系怪談アンソロジーで読む機会が多かったM・R・ジェイムズ、新訳文庫から短編集が出ました。ありがたや。全体的に作者が友人などから聞いた実話のテイの聞き書き風で、教会や聖書、古文書などを調べていた好古家が、そのせいで古の怪物を呼び覚ましてしまう系の話が多かった。屋敷や建物の描写が詳細なこともありとにかくゴシック、しかし出てくる怪物は意外にも、英国の古き良きゴーストというよりは、全く得体のしれない怪物で、見えるだけでなく、直接襲い掛かってくること多々なのが怖い。解説でラヴ・クラフトがジェイムズ好きだったようなことに触れてあったのも納得。

    以下備忘録的に軽くあらすじメモ。

    「聖堂参事会員アルベリックの貼込帳」フランスのコマンジュにあるサン・ベルトラン教会を調べに来た英国人デニストン。案内を頼んだ堂守は終始挙動不審だが、デニストンに見せたい本があると自宅に招く。それは聖堂参事会員アルベリック・ド・モーレオンという人物が残した貴重な聖書などの貼込帳(スクラップブック)。その中に、奇妙なおぞましい怪物を描いた絵がみつかる。デニストンはそのスクラップブックを買い取り持ち帰るが…。

    「消えた心臓」もうすぐ12歳になる、孤児になってしまったスティーヴン・エリオット少年は、変人で有名な従兄のアブニ―氏に引き取られることになる。不老不死に憧れるアブニー氏はどうやら密教の秘儀などにはまっているらしい。住み込みの家政婦バンチ夫人は、かつてこの屋敷に引き取られた子供が二人、急に姿を消したとスティーヴンに語る。スティーヴンは屋敷の中で子供の幽霊を見るようになり…。

    「銅版画」美術館で絵画収集の仕事をしているウィリアムズ氏のもとに、ある日一枚の銅版画が送り届けられる。とくに傑作とも思えない、凡庸な邸宅の絵で、ウィリアムズ氏はあまり注意を払わずにいたが、やがて絵の中に急に人物が現れたり、見るたびに絵が変化していることに気づく。ウィリアムズ氏は絵の中の邸宅の場所を調査し、何が起こったのか知ろうとするが…。

    「秦皮(とねりこ)の木」かつて魔女裁判が幾度も行われた土地にあるカストリンガム邸。その魔女裁判にかけられたマザーソウル夫人が処刑される決定打となったのは、カストリンガム邸のサー・マシュー・フェルの「我が家のとねりこの木に彼女が上っているのを何度も見た」という証言だった。しかしマザーソウル夫人の処刑後、彼は変死する。以降、その近辺では家畜や動物の変死が相次ぐ。サー・マシューの孫にあたるサー・リチャードの代で、サー・マシューの変死したとねりこの木が窓から見える部屋を使用すると奇妙なものが現れ…。怪物も出てくるけれど魔女もの、個人的には吸血鬼的解釈もありだと思った。

    「十三号室」デンマークのヴィボーにある「金獅子亭」に泊まった英国人アンダーソン氏。彼は十四号室に泊まるが、なぜか夜になると部屋が縮む気がし、客は泊まっていないはずの十三号室から人の気配がする。昼間見ると、十三号室は存在しておらず自分の部屋も広くなる。ある晩、十二号室の客が「騒ぐのをやめてくれ」と苦情を言いにくるが、もちろんそれは十三号室のことで…。

    「マグヌス伯爵」学者のラクソール氏は、ある古文書について調べるためにスウェーデンのド・ラ・ガルディー邸宅にやってくる。先祖のマグヌス・ド・ラ・ガルディー伯爵には良くない噂が多々あり、彼は「黒い巡礼」に出かけて「何か」を連れ帰ってきたという。伯爵の死後、その領地の森でふたりの漁師が恐ろしい目にあい、一人は無惨な殺され方をする。ラクソール氏は、マグヌス伯爵に会ってみたいものだ、と戯れに口にするが、そのたび伯爵の棺の錠がひとつづつ外れ…。

    「若者よ、口笛吹かばわれ行かん」比較的最近ふたつのアンソロジー(『イギリス怪談集』『幽霊島 (平井呈一怪談翻訳集成)』)に収録されていたのでこれだけ読むのは三度目。休暇中に趣味のゴルフを楽しむため海辺の町バーンストウへ出かけた大学教授のパーキンス氏は、近くにある聖堂騎士団の遺跡を調べるうち、小さな笛を発掘する。なにげなくその笛を吹いたばかりに、何かが部屋の中に入ってきてしまい…。最初はいけすかない感じの滞在客ウィルソン大佐が結局とても頼もしくて好き。

    「トマス修道院長の宝」好古家のサマートン氏は、ドイツのシュタインフェルトにある修道院でかつてトマス修道長が隠した秘法のありかについて調べているうちに、ついに暗号を解き、その場所を発掘する。しかしそれは同時に封じ込められていた『守護者』を解放することでもあり…。暗号を解読するくだりがなかなか冒険小説のようで楽しかったです。

    ※収録
    聖堂参事会員アルベリックの貼込帳/消えた心臓/銅版画/秦皮(とねりこ)の木/十三号室/マグヌス伯爵/若者よ、口笛吹かばわれ行かん/トマス修道院長の宝/附録 私が書こうと思った話

  • 私が好きな英国怪談作家ナンバーワン、と言ってもこの人本業は大した学者で教育者、怪談はあくまで余興。
    この人の怪談全訳、未完の断片の翻訳、更にはとても読めもしない原書までイギリスから持ち帰ったけれど、重複していようとついつい手に取ってしまう私のお宝。
    などと言いつつ、この本は出ていることを知らず、図書館で見つけて借りて、しかも読まないうちに期限切れで返してしまったというけしからぬエピソードしかないのでした。
    ごめんなさい。ちゃんと借り直します。
    と言いつつ、この人手に取るときりがないのでつい別の本に行っちゃう。
    とまあ、なんの感想でもないことばかり。すみません。
    しかし、英国怪談のナンバーワンはジェイムズですよ、これは本当。

  •  英国生まれの古文書学者で、聖書学者で、そして怪談作家という異色の経歴を持つ作家、M.R.ジェイムズ。元々作家志望ではありませんでしたが、生来の怪談好きが高じて創作怪談を自作しては茶話会でそれを朗読し披露していました。
     処女作である怪談集も、本来の目的は親友の絵を世に売り出すことだったのですが、その出来が評判を呼び、怪談作家としての地位が確立されたのです。
     本書は処女作である『好古家の怪談集』の南條竹則氏による新訳本です。ラヴクラフトの作風に影響を与えたとされるのも尤もで、所々で後のクトゥルフ神話を思わせる表現が出てきます。
     ブラックウッド、マッケンとともに近代イギリス怪奇小説の三巨匠と称される、ジェイムズの古典怪談集。全体的にすっきりしない結末の作品ばかりですが、現代実話怪談に慣れた者ならむしろ受け入れやすいでしょう。温故知新の恐怖は、熟成された食品のように味わい深い。

     以下、なるべくネタバレ無しの各話感想。
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    『聖堂参事会員アルベリックの貼込帳』
     旅行でフランスを訪れたデニストンは、友人とは別行動で、町に建てられた教会を細かく記録していた。教会を隅々まで満喫した彼に、管理人が「古いものに興味がお有りなら」と声をかけて自宅に招く。はたして差し出されたのは、アルベリックの紋章が押された佳品の書物だった――。
    (ソレははたして本に憑いていたのか。古文書学者だからこそ書けた、古書に纏わる怪談。)

    『消えた心臓』
     半年前から孤児だったスティーブンは、年長の従兄弟であるアブニーに迎え入れられる。ある日、スティーブンは使用人から、過去に二人の孤児が屋敷に引き取られた後に失踪したことを聞かされる。そしてその夜、屋敷の古い浴室で怪しい人影を目撃する――。
    (ジュブナイルの要素と魔術の要素をミックスした怪奇譚。)

    『銅版画』
     絵や版画の収集家であるウィリアムズは、新しく届いたカタログに添えられた注意書きに興味を惹かれ、その対象である作品を届けるよう依頼する。それは一見普通の、荘園邸宅が描写された銅版画だった。その夜、今一度銅版画に目を向けると、そこには最初に見た時にはなかった人の姿が――。
    (『貼込帳』と対をなす美術品怪談。)

    『秦皮の木』
     魔女狩りの流行期、マザーソウル婦人が魔女として処刑される。処刑直前に婦人は、決定的な証言をしたフェル氏に「お邸に客がある」と言い遺す。その数週間後、自宅にある秦皮の木に何かがいるのを目にしたフェルは、翌朝に変死体で発見される――。
    (魔女狩りを下敷きにした怪奇譚。終盤で出てきたモノは邪悪のシンボルなので、つまりはそういうことなのだろう。)

    『十三号室』
     教会史の研究でデンマークを訪れたアンダーソン。これまで泊まったホテルには、どこでも十三号室が存在しせず、今回泊ったホテルも例に漏れず十三号室はなかった。"13"のタブーを意識しつつ夜を迎えた彼は、忘れ物を取りに階下に向かう。そして戻った時、存在しないはずの十三号室を目撃する――。
    ("13"を忌み数とする、古くからの禁忌を下敷きにした怪談。)

    『マグヌス伯爵』
     スウェーデンに関する本の執筆を思い立ったラクソールは、向かった先で風変わりな教会を発見する。そこに眠っている、怪奇な伝承が伝わるマグヌス伯爵という人物に興味を惹かれた彼はその霊廟の前で、自然と「お目にかかりたいものだ」と口にする。その時、カチャンという金属音が――。
    (吸血鬼ものを下敷きにしつつ、独創的な怪異を表現した傑作。)

    『「若者よ、口笛吹かばわれ行かん」』
     休暇で海沿いの村を訪れたパーキンズは、友人に頼まれていた遺跡に赴く。試しにナイフで地面を掘ってみると、円筒形の物体を見つける。宿に戻ったパーキンズが汚れを掃除すると、それは笛のようなものだった。試しに吹いてみた途端、脳裏に浮かんだ映像は――。
    (かつて "シーツのおばけ" がここまで怖い作品があっただろうか!)

    『トマス修道院長の宝』
     サマートンは偶然訪れた先で、黄金伝説の謎を解明する鍵を発見する。数日後、牧師のグレゴリーは友人であるサマートンからの手紙により、彼が泊まっている宿を訪れる。再会したサマートンはひどく怯えていて、グレゴリーに頼みごとをしてくる――。
    (黄金伝説を下敷きにした怪談。C.A.スミスが創作するダーク・ファンタジーの要素も伺わせる。)

    『付録 私が書こうと思った話』
     作品に昇華しきれなかった怪談の種であるアイデアを書き綴った覚書。これらのアイデアは後に、他の作家たちの筆によって花開くことになる。

  • MRジェイムズ第一短編集『好古家の怪談集』(1904)に、晩年のエッセイ「私が書こうと思った話」(1929)を併録。現在全集が手に入らない状況なので、今回非常に楽しみにしていた。表題作2作のほか「若者よ、口笛吹かばわれ行かん」など計9篇。彼の作品は、恐怖の実体を書きすぎるような野暮はせず、余白を残しておくスマートさが良い。ゾッとしたのは「秦皮の木」で17世紀末の魔女裁判を記録した文書のあとに処刑された女の言葉「お邸に客があるだろうよ」が出るくだり。古めかしい記録の中から突然肉声が聞こえてくるような生々しさがあった。

  • ・梅雨明け前ではあるが夏である。夏は怪談がふさはしいといふのは今も昔も、そして出版界も変はらないやうで、今年もまた怪談が出た。たぶんこれはほんの序の口であらうと思ふが、それがM.R.ジェイムズであつた。いきなりの大御所の登場である。それはM.R.ジェイムズ「消えた心臓/マグヌス伯爵」(光文社古典新訳文庫)であつた。本書の原題は”GHOST STORIES OF AN ANTIQUARY”といふ。「好古家の怪談集」と訳されてゐるジェイムズの第一短編集である。表題作2作を中心に全8作からなる。 いづれも古き良き時代の怪談集といふにふさはしい。しかもそれがゴシック的な要素をまとつてゐるたりする。そして新訳である。読みたくもなるではないか。とは言ふものの、旧訳でも読み直さうとは思はないのが私の怠惰なところなのだが……。
    ・巻頭は「聖堂参事会員アルベリックの貼込帳」である。フランスの教会を調べに行つた男の物語である。この男が教会の堂守の家で「大きな二折り版の書物で、おそらく十七世紀末に装丁されたものと思われ、聖堂参事会員アルベリック・ド・モーレオンの紋章が金箔で押してあ」(22頁)る貼込み帳を買ふことにしたのだが、その最後の絵に「強烈な印象」(25頁)を受けた。以下、その絵にまつはる物語 となる。この恐怖は物理的なもので、堂守の娘が「頸にかける銀の十字架と鎖です。旦那様はきっと受け取ってくださるでしょう?」 (29頁)といふほどであつた。解説によれば、この絵の典拠は旧約聖書偽典「ソロモンの遺言」にある(278頁)とか。これがジェイ ムズらしいといふことなのであらう。現代の作家ならこのやうな曖昧な書き方をせずに、よりおどろおどろしく書くなだらうなと思ふ。 「消えた心臓」は孤児が消えてゆく話で、3人目の少年「冒険好きで知りたがり屋のスティーヴン」(44頁)はそれゆゑに助かつたらしい。例の通りの展開といふ感じの古風な怪談話、種明かしはきちんと最後にある。「銅版画」はその名の如き物語で、上記2作に対して心理的恐怖といふ感じであらうか。「それはどちらかというと凡庸なメゾチント画で」(65頁)、ある田舎の邸宅を描いたものらしかつ た。この絵が時間とともに変化する。それだけと言へばそれだけの話なのだが、絵が変化するのだからやはり驚く。ただし物理的な危険があるわけではないので、読む方はもちろん、登場人物も余裕である。「五時から七時まで、三人の仲間は坐って順番に絵を見守っていた。」(80頁)結局、人物が消えただけで変化がないので、この絵の場所探しをした。するとこの家がエセックスのアニングリー館であることが判明した……私はこの作品が好きなのだが、怪談といふにはいささか物足りないとも思ふ。心理的恐怖はブラックウッドの方が当たつてゐようかと思つたりもする。秀作ではあるが怪談ではないといふところであらう。「秦皮の木」は「貼込帳」類似であらうか。「十三号室」は怪談、何しろあるはずのない部屋が現れるのである。余計なことを考へずに楽しむことのできる怪談話である。その部屋に関する事情もある。私にははつきり書いてあるとは思へない。この時代の怪談とはたぶん皆このやうなものであらう。私はかういふのが嫌ひで はない。物足りないとはいつてもそれは作品の個性である。それを楽しめば良い。ジェイムズとその仲間も、お茶を飲みながこんな話を楽 しんだのであらう。それが古き良き時代の怪談といふものである。現代はそんなのも含めて実に多くの怪談がある。夏の夜の楽しみにした いと思ふのだが、さうなりうる作品がいくつあるのであらうか。

  • 読み終わるたびに、後ろに「何か」がいるような感覚になる

  • いやはや見事な怪談集。作者自身の専門分野である古書や古物の研究の余技として書いていた短篇集な訳ですが、どれもとても面白い。
    専門分野の知識をいかして、いかにもな設定・雰囲気作りから、短篇なのでサクッと読ませる鮮やかさと。そして個人的に良いなと思ったのは、怪異に遭遇する主人公が皆、理性的に対応して話が展開していくところがストレス無くて良いですね。(怪異慣れしてる主人公ってのともちょっと違うのですが、対処方法や、埒外からの理不尽な妨害があんまり無い…と言えば良いのか)
    巻末解説も丁寧です。

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