聖女の遺骨求む ―修道士カドフェルシリーズ(1) (光文社文庫)

  • 光文社
3.71
  • (26)
  • (45)
  • (59)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 369
感想 : 44
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334761257

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 時は12世紀のイングランド。ウィリアム征服王の孫マティルダとスティーヴンが王権を争っていた時代、かつて十字軍の兵士だった修道士カドフェルが活躍するミステリーです。
    高名なシリーズですが好みが分かれる内容だと思うので、いきなり全巻大人買いはせずに、まずは1〜2巻試し読みすることをお薦めします。この時代の英国史に興味がある方や、修道院モノがお好きな方には良いかもしれません。

  • 可もなく、不可もなく。いやな思いはせず、するすると読める。

  • いい感じで醒めているカドフェル。時折挟むフラッシュバックについて、後の巻で取り上げられるかな?

  • 気になっていたけど、読んでなかったカドフェルシリーズ。
    有栖川先生が、どこかのエッセイで薦めていたので
    これを機会に読んでみました。

    うんうん、人物がおもしろいよね~。
    しかし、私には、久々の海外ミステリだったので、人物名がすぐに頭に入らず、混乱してしまいましたよ。
    次もよんでみよーっと。

  • 「折れた竜骨(米澤穂信)」のあとがき&解説から、すぐさま影響されて借りてきた。12世紀イングランド(とウェールズ)のミステリ。重々しいかと思いきや、「経験豊富で今は隠居なおじさまが色々解決してくれる話」だった。さらっと読めるし、カドフェルいいおじさまだし、これはこれで好き!

  • 落ち着きどころを探るカドフェルの考え方が素晴らしい

  • 12世紀イングランドを舞台とした連作ミステリ。主人公のカドフェルは、兵士や船員だった経歴を持つ、一風変わった修道士。経験豊富な彼だからこその優しい眼差しが、殺伐としがちな事件を穏やかな物語に仕立て上げてくれる。中世ヨーロッパの雰囲気を、隅々まで堪能できるのも素敵。

  • 再読

  • 修道士カドフェルシリーズ。
    12世紀イギリスを舞台にしたミステリ。
    十字軍に従軍したことあり、婚姻経験あり、東方生活の経験ありの
    ベネディクト会修道士が主人公。
    “中世”“英国”“ハーブ”にピンときたらオススメ。

    現代教養文庫版で読んだが、光文社文庫版の方が手に入りやすい。

  • 言わずと知れた修道士カドフェル・シリーズ。
    シュルーズベリの一修道士(元は十字軍の兵士)が様々の事件を解決、という筋立ては昔の版から面白く読んでいて、いまだに読み返すことがある大事なシリーズ。

全44件中 11 - 20件を表示

エリス・ピーターズの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ウンベルト エー...
エラリー クイー...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×