- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334761257
感想・レビュー・書評
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時は12世紀のイングランド。ウィリアム征服王の孫マティルダとスティーヴンが王権を争っていた時代、かつて十字軍の兵士だった修道士カドフェルが活躍するミステリーです。
高名なシリーズですが好みが分かれる内容だと思うので、いきなり全巻大人買いはせずに、まずは1〜2巻試し読みすることをお薦めします。この時代の英国史に興味がある方や、修道院モノがお好きな方には良いかもしれません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
可もなく、不可もなく。いやな思いはせず、するすると読める。
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いい感じで醒めているカドフェル。時折挟むフラッシュバックについて、後の巻で取り上げられるかな?
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気になっていたけど、読んでなかったカドフェルシリーズ。
有栖川先生が、どこかのエッセイで薦めていたので
これを機会に読んでみました。
うんうん、人物がおもしろいよね~。
しかし、私には、久々の海外ミステリだったので、人物名がすぐに頭に入らず、混乱してしまいましたよ。
次もよんでみよーっと。 -
「折れた竜骨(米澤穂信)」のあとがき&解説から、すぐさま影響されて借りてきた。12世紀イングランド(とウェールズ)のミステリ。重々しいかと思いきや、「経験豊富で今は隠居なおじさまが色々解決してくれる話」だった。さらっと読めるし、カドフェルいいおじさまだし、これはこれで好き!
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落ち着きどころを探るカドフェルの考え方が素晴らしい
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12世紀イングランドを舞台とした連作ミステリ。主人公のカドフェルは、兵士や船員だった経歴を持つ、一風変わった修道士。経験豊富な彼だからこその優しい眼差しが、殺伐としがちな事件を穏やかな物語に仕立て上げてくれる。中世ヨーロッパの雰囲気を、隅々まで堪能できるのも素敵。
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再読
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修道士カドフェルシリーズ。
12世紀イギリスを舞台にしたミステリ。
十字軍に従軍したことあり、婚姻経験あり、東方生活の経験ありの
ベネディクト会修道士が主人公。
“中世”“英国”“ハーブ”にピンときたらオススメ。
現代教養文庫版で読んだが、光文社文庫版の方が手に入りやすい。 -
言わずと知れた修道士カドフェル・シリーズ。
シュルーズベリの一修道士(元は十字軍の兵士)が様々の事件を解決、という筋立ては昔の版から面白く読んでいて、いまだに読み返すことがある大事なシリーズ。