機密: CIRO 2 内閣情報調査室 (光文社文庫 は 32-3)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334767389

感想・レビュー・書評

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  • 新聞社のベテラン記者の殺害の真相究明を行う内調の捜査官の物語。
    一記者の矜持と日常に蔓延る欲と保身が招いた事件だが、リアル過ぎたのか、盛り上がりに欠ける印象。
    殺害された南雲の人物像をもっと深く掘ってくれた方がより感情移入できたかもしれない。

  • 今回も大変面白く読ませていただきました。読んでいる最中は大変面白く しかし 読み終えると何か拍子抜け。もう少し ドロドロした感じが欲しいです。

  • 公安や内閣調査室を背景にした小説は、警察を背景とした小説と比較して何か奥歯にものが挟まったようなもどかしさで一筋縄にはいかない。妙に凝って書かれるものだからプロットも込み入って何が何だかわからなくなりがちである。この前振りにぴったりなのが本書であり、しかも、エンターテイメントとしての要素やサービスが欠けており、なかなか小説にのめり込むことが難しく、お勧めできない。著者は人物描写に長けておらず作中の登場人物のキャラクターも像を結ばないまま読み終わってしまった。

  • 人間関係も殺伐とした転落キャリア 香月喬
    組織力を生かせない内閣情報室は魅力ない!

    2015.10.16 読了
    2017.02.10 再読
    普通に忘れて、ストーリー楽しんでいた(笑)

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著者プロフィール

一九四九年生まれ。高知県出身。関西大学法学部卒。二〇〇〇年、『公安捜査』で作家デビュー。同シリーズの他、「捌き屋」「男の詩」「CIRO︱内閣情報調査室」「麻布署生活安全課 小栗烈」シリーズ、『禁忌』『烏合』など著書多数。

「2020年 『捌き屋 行って来い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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