黒い羽 (光文社文庫 ほ 4-10)

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  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334767945

感想・レビュー・書評

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  • 生来の皮膚疾患が年々悪化し
    主治医から勧められた遺伝子治療を決意した典子。
    しかし向かった先には…。

    どういった方向に進むのかさっぱりわからず読み進めて唖然。
    最後のまとめがちと強引。

    【図書館・初読・12/14読了】

  • サスペンス・ホラー。
    徐々に引き込まれていった。

  • 遺伝性の謎の皮膚病・・・と思いきや、皮膚病ではなく進化という結論に。いくら気を付けても治らないのは絶望的。
    センターでの不気味な様子は楽しめましたが、ラストがイマイチ。。。
    たくさんの命を亡くしたからと言って、好きでもないおぞましい生き物の子供を産もうと決意するのも共感できない。
    自然派な食品や生活をめざし、宿泊施設を経営する理由が皮膚を治すためでなく、進化した人間もを受け入れるという意味でのラストなのか、疑問。
    やたらさわやかに終わろうとするのは、中盤までのグロイ表現からかけ離れていて違和感あり。
    ゴキブリ説に、梅図かずお作品を連想しました。

  • 人類の進化の見本となるかもしれない。。。ハッピーエンドでした。

  • んー、最初「黒い羽」で連想した通りというか。
    なーんか後味悪いなー。

    でも研究所内の怖い感じとかは好き。
    一気に読めちゃう。

    最後とっても綺麗な感じが
    とっても無理やりな感じに受け取ってしまった。
    なーんだかなー。ってのが正直な感想。

  • 誉田哲也さんの初期未発表作品。発売日に本屋さんへ。描写が目を背けたくなる場面も多々出てきますが、誉田哲也さんのその後の作品たち通ずる作品だなと。

  • 黒い瑕の原因とセンターの実態が最後まではっきりしなかったので消化不良。
    妹を思って全てを背負った亜紀子の孤高の悲しみと優しさに打たれただけに、未来に暗い影があるもののこんなあっさりした穏やかなエンディングでいいの?と戸惑いも…。義母の晴枝もだが、主人公に愛情を注ぐ周りの人たちが印象深い。

  • 初期作品なのですね。
    そのせいか、私の頭が疲れているのか、途中、何があったのかがよくわからなくて何度か読み直したりするところがありました。
    グロいスプラッター系でバイオハザードのようなよくありそうな話。
    スピード感はあり。

  • 黒い羽の正体が分かった瞬間総毛立つ 一気読みさせる展開と描写のうまさはさすが 意外と辛口評価が多くてビックリ

  • なんだろうね、ハッピーエンドといっていいのかな。でも、中盤のグロな展開から、急に年月が進んで、ラストがほんわか~としちゃってどうもしっくりこないような。

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著者プロフィール

誉田哲也
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール 硝子の太陽』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から『ルージュ 硝子の太陽』まで続く〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズ、『ドルチェ』など〈魚住久江〉シリーズ等があり、映像化作品も多い。

「2023年 『ジウX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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