降りかかる追憶: 南青山骨董通り探偵社III (光文社文庫 い 46-4)
- 光文社 (2015年12月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334772086
感想・レビュー・書評
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主人公にどうも感情移入できない。
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大手企業のサラリーマンだったのに、探偵にスカウトされて転職した雅也。
今回はストーカー被害を受けているという女子大生の身辺警護と、相手の素性を調べる。
しかし、なかなか相手が現れず消息も掴めない。
何やら雲行きが怪しくなってきたと思ったら、先輩探偵が行方不明に…
一体何が起こったのか。
このシリーズ、これで終わりなのかな?
事件よりも、人間関係のその後の方が気になる…
2020.12.2 -
シリーズ第3弾。
井上くんがだんだん劣化していってる気が…。こんなに幼稚な人間だったっけ?!と、そこばかり気になってしまった。 -
女子大生の依頼で、ストーカ―の捜索をする雅也。
高価な品物のプレゼントと、高級レストランでの食事と、、、付き合い始めたのは良かったのだが、、、束縛、家族への嫌がらせ、中傷、、、等などで、依頼を頼んだのは良いのだが、、、、
相手は、名前も、住所も勤務先も、全て、携帯とフリーメールだけしかわからない。
警察自体、警告をしようにも、相手緒連絡先も不明であり、ストカー行為が、あったとしても、いきなり逮捕へはありえない。
文明の利器も、こうなると、複雑である。
どこから、調査して行くのか?
現実の話、ストーカ―で、殺人事件も起きており、その家族も被害に遭っている事件がある。
そして東京の小金井市の歌手も刺傷事件も、今朝の新聞で、都を提訴している。
どこまで、ストカーを見つけ出す事が出来るのか?、阻止することが出来るのか?
話が、どう展開して行くのか・・・・レストランから、調べて行くのか・・・と、
話の中で、探偵社の社長金城と玲子さんとの過去について、徳吉から話が、、、
結論的に、被害者であったのが、故意か偶然なのか、、、、加害者であった事。
しかし、最後の玲子さんが刺傷されるにあたって、後遺症が、出るかも・・・の話になってしまったのは、結末的・・・に悲痛であった。
次回に続く話に持って行きたいのは、わかるが、、、、ホットした気持ちで読み終えたいと、思ってしまった。 -
シリーズ3作目。主人公はしっかり探偵社の一員になっていますが、まだまだ駆け出しです。今回はストーカーに悩まされる女子大生の身辺警護とそのストーカーの捜索に関わるのですが、ほぼ一人で任されていることもあり、どこかもやもやした状態で話が進みます。結末まで一気に読まされるのですが、隠されていた社長と玲子さんの過去の話も明らかになり、悲しい思いもしました。でも、3作の中ではこれが一番がっつりミステリしてたような気がします。事件は一応結末を見せていますが、この後の探偵社がとても気になります。
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登場人物たちの行動や会話は面白いんけど、事件の結末はいただけない。
途中で伏線らしきものが何度も出てきたので「もしかして」と思っていたものの、やっぱりそんなつまらない真相でしたか。。。 -
この作者のシリーズものは安定感があって◯。キャラが際立っているのでストーリーが面白い。
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同僚の真由美のひと言から、社長の金城と玲子に因縁めいた過去があることを知る雅也。そんな折、女子大生の依頼でストーカーの捜索と彼女の身辺警護に携わる。だが、消息は掴めず、やがて、事態も収束かと思われたその矢先、彼と任に当たっていた玲子が姿を消す!そして明らかになる金城たちの過去とは…!?仲間のために探偵社のメンバーは街を駆ける!
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南青山の探偵社シリーズ3作目。
軽快なテンポで読めてしまうのがよいところ。
雅也くんは相変わらずの女性には弱いなぁ。
今回は玲子さんと金城所長の過去もあり、それぞれ何かありそうだ。
続編はしばらくないみたいだけど、次も楽しみになる一冊だった。