憑きものさがし: 九十九字ふしぎ屋 商い中 (光文社文庫 し 44-2 光文社時代小説文庫)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334774479

感想・レビュー・書評

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  • ・やっぱりな~~!…と思わせといて、両片思いENDなのは切ない…
    ・相変わらずあやかしのネタが面白い
    ・るいと冬吾さんの小さな恋のメロディは今回もイマイチ始まらず
    ・「祭礼之図」の兄妹エピソード泣いた・・・

  • シリーズ第2弾。今作も登場人物たちの掛け合いが楽しく、サクサク読めた。表紙のるいちゃんとナツさんのイラストがイメージ通りだ。

  • 2作目。ほっこりする。泣く枕、人が増える絵。

  • 2020年6月読了。
    読むのはまだ2作目ですが、このシリーズを読むと何だか元気が出ます。
    るいを始め、九十九字屋の人たちが霊のために奔走する姿がいい。
    「祭礼之図」の増えた人を探して成仏させる、という発想が面白かった。作蔵父さんも頑張りましたね。
    るいがナツの正体に気づく日は来るのかな。

  • こちらがぬりかべの娘二作目だった。
    後からこちらを読んだが、前後関係があまりなくて大丈夫だった。
    ナツの正体がばれていなかったぐらい。

    夜な夜な赤子のように泣く枕と、
    祭りの絵の中の人が増えた話。
    どちらも心あたたまる話で良かった。
    でも一番ほろりときたのは、るい親子のことかな。

  • シリーズ2作目。前回では用心棒役なのかと思っていた、ぬりかべのお父さんは、あんまり活躍していないなぁと思ったら、別の意味で活躍していた。役割がきっちり決まってしまわないほうが面白いかもしれない。お話が二つ入っているのだけれど、お祭りの絵にまつわる話が好き。

  • 安定して面白かった。

  • 九十九字ふしぎ屋シリーズ第二弾。
    絵に描かれた人物が増える「祭礼之図」の話、めっちゃ良かったー!
    カラクリ荘の異人たちのシリーズから思ってたけど、霜島先生は夕陽を物語と絡めて抒情豊かに描くのがとても上手だなぁ。

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