烈火の裁き: 人情同心 神鳴り源蔵 (光文社文庫 こ 15-44 光文社時代小説文庫)
- 光文社 (2018年4月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334776107
感想・レビュー・書評
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烈火の裁き ー 人情同心 神鳴り源蔵シリーズの8作目
2018.04発行。字の大きさは…中。
捕り物帖と言うよりは時代劇サスペンス。
南町奉行所定町廻り同心・尾上源蔵は、遊び人の時蔵を植木職人の升吉を殺した下手人として捕まえる。
奉行所の詮議所で時蔵と升吉の妻・おみねが、升吉が殺された時は、時蔵は与力の高坂様に会っていたと証言した。
この証言は、飛騨屋が高坂に依頼したもので。
高坂、時蔵、おみね、飛騨屋がぐるになって源蔵をはめようとしている。
源蔵は、犯人の取り違えで謹慎。このままいけば、お役御免になるが…。
【読後】
材木問屋・飛騨屋鴈治郎は、南町奉行所の与力・高坂又五郎と結託して定町廻り同心・尾上源蔵をお役御免に追い込もうとするが、さてどうなるか…。
源蔵が、時蔵を升吉を殺した下手人として捕まえるが。これは、何かの謀のような気がする。その謀を源蔵は、解き明かせるか。
そして、材木の仲買人の喜久三とかみさんのおせんが斬り殺される。
飛騨屋は、升吉についで喜久三夫婦の殺しを主導しているが…。
奉行所の詮議所で時蔵と升吉の妻・おみねが、升吉が殺された時は、時蔵は与力の高坂様に会っていたと証言した。
この証言により源蔵は、犯人を取り違えたことになる。
高坂、時蔵、おみね、飛騨屋がぐるになって源蔵をはめた。
源蔵は、謹慎。このままいけば取り違えは、お役御免。
さて源蔵は、どうなるか…。
【コメント】
やっと第8巻を読み終ったので、あとは、第9巻と第10巻です。
そして、最新刊の第11巻が、図書館から来るのを待つだけです。
もうしばらく、このシリーズが続く事となります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今回は源蔵を陥れようとする謀がおこる。
同業者を陥れ、店を大きくした「飛騨屋」
あろうことか、源蔵の上司にあたる与力も金で動かす。
今回は謹慎の命を受けて動きが取れない源蔵。
文太、六助、竜吉、力を合わせて捜査をする。
巻末の爽快感は半端ない。 -
罠にはまったのか、わざとはまったのか?
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第八弾
悪事の発覚を恐れ、罠に
与力をも取り込んだ罠に手下達の活躍と成長