SCIS 科学犯罪捜査班: 天才科学者・最上友紀子の挑戦 (光文社文庫 な 46-2)
- 光文社 (2019年11月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334779368
感想・レビュー・書評
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中村啓「SCIS科学犯罪捜査班」読了。SFと警察ミステリーが融合されたストーリーと科学捜査班の個性的なキャラクター構成に引き込まれた。個々の回で先端の科学分野のテーマが設定されていて興味深く、今回は再生医療、AI、脳科学の3つであった。ストーリーを通じる事でそれらの要点や課題を掴みやすいなと思った。
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男性医師が子供を宿した状態で殺された。不妊治療の名医は自らの体を実験台にしていたが、何者がどんな理由で殺害したのか―。iPS細胞、AIロボット、脳内インプラント…最先端の科学技術が絡んだ複雑怪奇な事件に、天才科学者・最上友紀子と警察庁警視正の小比類巻祐一率いる警視庁科学犯罪捜査班たちが挑む。衝撃のサイエンスミステリーシリーズ。
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私はけっこう面白いと思ったな。でもこの後の展開は?
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んー全体的に軽めで物足りない感がある。
もう少し読み応えが欲しいところ。
かたそうなタイトルに惹かれたのでら残念 -
最先端科学技術が絡む事件を隠棲した天才科学者と共に捜査するサイエンスミステリということですが、うーむ。私的にはサイエンスミステリというよりはサイエンスフィクションミステリ・・・でもなく、サイエンスファンタジーミステリといったところでした。
まず、ハードな印象を与えるタイトルと装丁ですが、読んでみると意外と軽い印象で「あれっ?」と思いました。ちょっと構えて読み始めたので、肩透かしを食った感じです。まぁ、軽いのは嫌いじゃないのでそこは良し。残念なのは、天才科学者の天才っぷりがほとんど感じられなかったことでしょうか。