[ 内容 ]
男が生きにくくなった時代に、こんな「凄い奴」がいた。
「だるま宰相」高橋是清と、「今太閤」田中角栄。
波乱万丈、戦い続けた「巨人」二人には驚くべき酷似点があった。
放蕩三昧もあったが、常に「公的利益」を優先、また勤勉だった。
この二人の男の生き方に、今の閉塞社会を打ち破る多くのヒントと、生きる知恵が発見できる。
この本を読めば、元気が出る。
[ 目次 ]
1章 凄い奴―「苦労」だけの青春時代
2章 放蕩三昧に「美学」あり―“政治をやれば、総理となる男”
3章 「実学」を生かす―高橋是清と田中角栄の無名時代
4章 「雌伏の時代」に何をしたか―どんな苦境でも“七分の力で一二〇%の力を出せ”
5章 ポスト・肩書に執着するなかれ―知事のイスも蹴った恬淡さ
6章 「来るを捉える」人生とは―“苦しいとき、逃げ出す奴はダメだ”
7章 「昭和金融恐慌」と「平成デフレ」―二人は、どうリーダーシップを大胆、果敢に発揮したか
8章 「高橋蔵相」「田中蔵相」にみる発想の大転換―“財源はいくらでもつくれる”秘策とは
9章 「人事の要諦」とは何か―絶妙の「チェック・アンド・バランス」
10章 「公的利益」まずありきの精神―何事にも「全力投球」で臨んだ
11章 「危機管理」決断と実行のノウハウ―「景気」特効薬 どう投与したか
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
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[ 読了した日 ]