上品な話し方: 人をひきつけ自分を活かす (知恵の森文庫 b し 2-1)
- 光文社 (2002年4月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334781521
感想・レビュー・書評
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171頁の“カキクケコ”行動原則は、常に意識して生きたい。
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いくつになっても歳を重ねても上品さと女らしさは忘れたくないと感じさせられた内容でした。
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筆者は、上品な話し方で一番大切なのは「真心」であると
言っています。
具体的に参考になったのは、
「敬語はできるだけ簡素化したほうがいい」という記述。
・敬語はひとつで十分
・つけ方はあとの語に
・丁寧語の「お」「ご」は多用しない
確かに、
敬語が複雑だと話がわかりにくくなりますよね。 -
ことばや感覚が多少古くさいように感じられますが、現代では当たり前のように使っているものでも、古くは美しくないとされていたものがすこしわかったので、勉強にはなりました。
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カキクケコ。
カ…感動することに照れないこと
キ…緊張感を楽しむ
ク…くつろぐ
ケ…決断力
コ…好奇心を持ちつづけること
洋服を褒めるのは最後、本当に困ったときにとっておく。
正しい、きれいな日本語を使いなさい、というのは理解できるけど
もう乱れてしまった、というか、間違った方法で定着しつつあるのを頭ごなしに批判するのはいかがなものか。
知識として知っておきつつ、その場、相手に合わせて使い分ければいいのではないかなと思ったり。 -
■本の内容・特徴
話し方の品格について。品のある話し方の具体例。
(相手に対して) 聞き上手は話し上手、相手への気遣いができること。
(自分を活かす) YES・NOの意思表示をすること、感謝すること、誠実に話すこと、ありのままの自分の気持ちを素直に伝えること、自分の気持ちが的確に伝わる話し方をすること、言葉を大事にすること、美しい言葉を使うこと。
■目的
話し方から品格を身につける。
■感想
相手があっての会話ですから、相手への気遣いは言うまでもありません。相手への配慮ない会話はどんな美しい言葉であっても品がないということになります。
その上で、「自分を活かす話し方」において重要なのは、素直な自分の気持ちや考えをありのまま表現するということですね。取り立ててお世辞を使ったり気を回し過ぎたり、上品下品を意識しなくても、誠実な姿勢が凛とした印象を与える。そして使う言葉は耳に心地よい優雅なものを選ぶ、ということを念頭に入れて話すことですね。
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すごく勉強になりました。
今、授業で「ホスピタリティ」をやっているのですが、それと関連してる本だと思います。
私は、敬語が完全には使えないので、これから徐々に気をつけてみたいと思いました。
また本の中で、いちばん美しい挨拶ことばは「ありがとう」である。と書いてあって、なるほどなと感じました。
自分が言われても、相手に言っても一番思いやりがあっていい言葉だと読んでいて感じたし、
何よりやさしさを感じられます。
この本は、私のように「敬語が苦手だ」とか「どう使っていいのか分からない」という人にはオススメの本だと思います。
ぜひ、読んでみてくださいな。 -
「こんな風に相手を思いやって話すことこそが本当の意味での上品ですよ」と言う事が書いてある。