- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334786694
感想・レビュー・書評
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続けての中野さんの本です。
今回は名だたる作曲家達の裏話です。
オペラを作った作曲家がメインです。
ビゼー カルメン
ヴェバー 魔弾の射手
ベッリーニ ノルマ
ヴァーグナー さまよえるオランダ人
ロッシーニ セビーリャの理髪師
モーツァルト フィガロの結婚
ヴェルディ 椿姫
プッチーニ 蝶々夫人
音楽の教科書に出てきたような タイトルに作曲家です。
学生の頃は ただ名前とタイトルを紐付けして覚えただけで
全然関心もありませんでしたが
ゴシップさながらの 恋愛バトルなどが 繰り広げられた結果?!
作られた オペラとなると 見てみたいものですね~~
一番身近に感じてるのは(曲を聴くので) やはり モーツァルトです。
しかし 短命だったったのは 知りませんでした。
(もしかしたら 学校で習ったのかもしれないが)
モーツァルトは子供の頃から素晴らしい才能を発揮していて
かのマリーアントワネットに求婚したのは 知っていたけど、
(確か マンガで、、ベルバラ?)
彼の才能を多くの人に見せて パトロンを見つけなくてはならないと
思った 父親が 馬車で行脚したのは わかるが。。。。
その馬車が 幼いモーツァルトの健康を損ねたとは 知らなかった。
今のように道路事情が良くないので かなり揺れたり 脱輪したり。さらには辻強盗など すごくストレスを与えたようです。
だから 移動して身体が弱って 病気になって 治る前に 移動と 大変だったようです。それが 短い命の原因の一つだったのでは?と書かれていました。
それにしても どの時代も 今では素晴らしいと言われている オペラも当時は (時代に早すぎて) 面白くないと 言われたり
作曲家の人達は 大変だったようですね~~
この手の本を読むと オペラを聴きに行きたくなるけど オペラって 高額だし 長いので・・・・
なかなか 腰があがりませんね~~~
でも、、、、いつか 一度は。。。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2020年8月新着図書
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2018年5月24日紹介されました!
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中野京子さんの『愛と裏切りの作曲家たち』を読みました。
1999年『かくも罪深きオペラ』と題して出版された本を、この3月に文庫化したものです。
オペラとは、原作者がいて、それを台本化する人がいて、それをオペラ化するのが、この作曲家たち。
そして、その作曲家たちのことを面白く書いてくださったのが中野京子さんです。
オペラは敷居が高くて…ところどころ知っている曲はあるけど。
ただモーツァルトだけは、ピアノを習っていたので、関連する本や伝記をたくさん読みました。
でもこうして中野京子さんの脚色で読むと、また面白いんですね。
中野さんの本は今まで歴史や絵画関連をたくさん読んできて、面白かったし、学ばせてもらいました。
だからヨーゼフ二世なんて、昔読んだ本にも登場したのでしょうけど、いろいろ知ったうえで読むとまたいっそう面白いんですね。
子どもの頃読んだ本、特に伝記とか、今あらためて読むのもいいかもしれません。
http://nagisa20080402.blog27.fc2.com/blog-entry-368.html -
中野京子さんの芸術(美術、音楽)に関する本はやはり面白い。
1つ1つが短くやや浅めな感じだけど、オペラを全く知らないけど少し興味がある…程度の私には興味深くわかりやすく楽しめた。 -
天才ってすごい確率で幸せじゃないよね。
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オペラの裏話です。