なぜ、自己啓発本を読んでも成功しないのか? (光文社知恵の森文庫 tな 6-2)

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  • 知恵の森文庫
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334788070

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  • 本の内容から一部を紹介:
    すごい人は生まれながらにすごい人であり、凡人がすごい人の人生を真似ても自己肯定感を低下させるだけ。そのような意味でポジティブシンキングは危険。
    宗教が一般的でない日本では道徳が必要。行動規範として自己啓発本は意味があるが、あまり傾倒すると他人の人生を受け入れることになる。
    他人の人生は自分の人生ではないので、それでは成功しない。成功するには自分の立ち位置を冷静に見極めて自分の人生を生きることが大切。

    成功するためには
    ①自分の人生を手に入れる「キャラクター」をつくる
    ②一度「ゼロ」まで落ちて、そこから自分の人生を作る
    ③言葉とお金をコントロールする
    ④「死」という同伴者とともに生きる

    感想:
    一度地獄を見た人は強いというが、まさにそれを示す内容の本。多くの自己啓発本を編集してきただけに、その論には説得力があります。

  • 前半はまあまあ同意できたけど、後半は筆者自身が自分の成功体験的なことを言い始めてしまうので、「その人の成功は、その人だけの成功」(p32)がブーメランになってしまっている気が…。
    もっと客観的に分析している本なのかと思って発注してしまったので、本屋さんで中身見てたら手に取ってなかったかもでした。

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著者プロフィール

作家・プロデューサー・編集者。1973年、東京生まれ。
学習院大学卒業後、職を転々とした後、28歳の時に出版社に転職し、編集者としてベストセラーを連発。今までに企画・編集した本の累計は1100万部を超える。
独立後は8年間にわたりホノルル、サンフランシスコに拠点を移して活動し、現在はコンテンツのプロデュースやこれらを活用したマーケティング、二拠点生活の経験を活かしたビジネスのオンライン化/テレワーク化のコンサルティング、海外での子育ての経験(とくにギフテッド教育に詳しい)から教育事業などに携わっている。
2015年からは若者に向けたコミュニティ運営も開始。グループコンサルティングや読書会を通じ、知識と経験の重要性を伝えている。
主な著書に『親は100%間違っている』『「絶望の国」でズルく賢く生きのびる』(光文社)、『「やりたいこと」が見つかる時間編集術』(あさ出版)、『超一流の二流をめざせ! 』(サンマーク出版)、『常識の1ミリ先を考える。』(サンクチュアリ出版)、『移動力』『モテる読書術』『GIG WORK』(すばる舎)などがある。

「2022年 『人生は28歳までに決まる!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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