宇宙でいちばんあかるい屋根 (光文社文庫 の 10-1)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334790080

感想・レビュー・書評

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  • 口の悪い派手なお婆さんと出会った中学生の
    ちょっと不思議な日々のお話

    自分が学生の頃に読んだらどう感じたかな
    あまり本を読まない子にも読んで欲しい


    解説を書かれた映画プロデューサーさんの
    思い入れが深いのが伝わってきて
    映画ではどんな風に描かれているのか楽しみ

  • 2020年9月映画化
    摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50203554

  •  高齢者とのふれあいをテーマにした小説は意外に多い。恐らく高齢化社会を反映しているのだろう。異なる世代に感じる考え方や価値観の相違と底流にながれる共通点がテーマになっている。この小説はそれがかなりの変化球として設定されている。
     主人公は先妻の子という設定であるが、継母との衝突は全く描かれない。逆に継母は主人公のために尽力する。実父は先妻のことをあまり語らない。一方的に先妻が出ていったという設定になっているのだ。しかし、主人公は実母に会えないことにわだかまりを抱えているのは事実だ。それを同様に実の孫に会えない老婆との交流を通して考え、状況を把握していく。
     ファンタジー仕立ての内容だが、筋が計算されていて様々な伏線の回収も面白い。映画になるそうだがどのように脚色されるのか楽しみである。

  • 面白いんだけど主人公が精神的に幼い。もっと違う見せ方が有るような。 2020.5.5

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著者プロフィール

作家、イラストレーター。ニューヨーク在住。98年「パンの鳴る海、緋の舞う空」で小説すばる新人賞受賞。主な著書に『フラグラーの海上鉄道』『宇宙でいちばんあかるい屋根』『カチューシャ』『世界のはてのレゲエ・バー』『おどりば金魚』『チェリー』『犬のうなじ』『ぴしゃんちゃん』『鴨とぶ空の、プレスリー』『海鳴屋楽団、空をいく』『つまのつもり』など。

「2016年 『虹の巣 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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