月の鉢 (九十九字ふしぎ屋 商い中)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334790622

感想・レビュー・書評

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  • 第7弾。妖の話なんだけど、読み終わったらホッとする。

  • ぬりかべの娘の七作目。

    「仇討ち」が良かった。
    敵持ちだったが仇討ちされるはずの敵だったが、
    きのこの食あたりで死んでしまった男。
    敵討ちのために、幽霊ではなく骸骨姿となって、
    るいに頼み込む。
    相手の男はちょっと粋な油売り、
    だが、仇討ちをするつもりは全く無いときた。
    と言うのも、それぞれの事情を抱えていて…。

    好きな作品「あやかし同心捕物控」に通じる、
    可笑しさで良かった。
    ポンポンと調子よく畳みかけるように台詞がでて、
    でも最後にはしんみりとさせてくれる。
    骸骨の幽霊が成仏してしまって、ちょっとさみしかった。

  • 今回はなかなかよい話ばかりだった。「一人法師」は特によかった。おすすめです!

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