みぞれ雨 (光文社文庫)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334793272

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ続編。前作が「橋場の渡し 名残の飯」で、「橋場の渡し」がシリーズ名、「名残の飯」が副題と思っていたら、本作は「みぞれ雨 名残の飯」。これは「橋場の渡し」シリーズではなく、「名残の飯」シリーズだったのか。江戸払いとなった新吉が、奥州から帰ってきた時に分かるようにと、隅田川の橋場の渡しの近くに、一膳飯屋「しん」を開いている、新吉の母のおしげと姉のおけいの母娘。全4話、「しん」の腕の立つ料理人、平助が、お客の希望に合わせて作る料理と、おしげ、おけいの二人が、人々を元気づける話が今回もいい。次作も楽しみ。

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著者プロフィール

2001年作家デビュー。絶妙な語り口と活き活きとしたキャラクター造形に定評がある。主な著書に『紫陽花寺』『恋桜』『ささやき舟』など。

「2019年 『リスタート!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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