魔界京都放浪記 (光文社文庫 に 1-166)

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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334795412

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  • 日本は広島と長崎に2回原爆を投下された唯一の被曝国である。尤も、元々原爆は京都に落とされるはずだった。その理由は京都は魔界であるからだという。 十津川警部は京都・長崎・広島の代表者と討論することになり、京都と原爆について原爆について真相に迫る。殺人事件の捜査ではなく、原爆といった歴史の真相に迫るという西村先生にとって少し珍しい作品。 この討論の主なテーマは「あの世に行き来することができるか?」というもの。その答えは最終章になってわかる。原爆が落とされた直後の凄惨さ、それは地獄だった。この世とは思えない…。
    https://law-symphoniker.hatenablog.com/entry/hk5MC8hegeD2YKrEUSaCxWACHpMwJXiYFxVM7Ydn

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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