エスケープ・トレイン

著者 :
  • 光文社
3.46
  • (7)
  • (12)
  • (23)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 114
感想 : 27
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334912642

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ロードレースの専門用語の解説もその都度入りとても読みやすい。
    ただレースの臨場感とキャラクターの印象が最後まで薄くいまひとつの印象。

    サクリファイスの方が個人的には面白かった。

  • 才能に気づかない若手選手が、超有能な先輩と、仲間に囲まれて開花する。

    ロードレースものは面白い。
    そんな駆け引きがあるんだよなあ。
    自転車は乗るもの観るのも好きだし、読むのもいい。
    あまりメジャーなスポーツではないので、初見の人にどういうふうにルールとか展開を織り込んでいくかも難しいと思うのだが、そこは、今ひとつかな。

    全体に淡々としてて、そこが不満。盛り上がりに欠けた。

  • 自分も趣味で、自転車に乗ってるので
    読んでいて面白かった
    展開はありがちだが
    それでも最後まで楽しく読めました

  • 若者の成長という軽いテーマだが、最後の全日本選手権では手に汗を握った。著者は乗っているということなので、もっと自転車の話を書いて欲しい。

  • 陸上競技から自転車競技に転向してきて有能な若者が、自分の殻を破り、力をつけていく物語。
    自転車競技の知識はなかったけど、作中にある程度の解説があるので、読みづらいことはない。話のテンポもよく、割とあっという間に読み終える。主人公のこの先のサクセスストーリーを読んでみたい気もする。
    ただ、物語は基本主人公がメインで語られており、周りの人々(気になる女性やチームメイトなど)の描写がもうちょっとあってもいいのかなぁと思ったり。まぁ本筋じゃないのでいらないと言えばいらないのだろうけど。。。

  • 2020ー1冊目

  • 日本を舞台にしたロードレース小説。
    あくまでもレース主体のお話。もっとボリュームがあれば、色々なエピソードを追加出来ただろう。
    まぁまぁ楽しめた。

  • 内容紹介
    小林湊人が所属するエルソレイユ仙台に、ツール・ド・フランスにも出場したレジェンド・梶山浩介が加入することになった。図抜けた実力を持つ梶山の加入でチームは、そして湊人はどう変わっていくのか? スポーツエンタメ小説の王道を行く新たな傑作! !

    内容(「BOOK」データベースより)
    サイクルロードレーサーの小林湊人が所属するエルソレイユ仙台に、梶山浩介が加入することになった。梶山は、16年前にヨーロッパに渡り、ツール・ド・フランスにも8回出場、世界のトップレベルで戦ってきたレジェンドだ。今季限りでの引退も囁かれていた梶山が、なぜ日本の、しかも新参チームに…。図抜けた実力を持つ梶山の加入でチームは、そして期待されながらもどこか抜けたところのある湊人は、どう変わっていくのか?

  • 陸上出身でシャイなアシスト、というまるで近藤史恵のサヴァイヴみたいな出だしでまんまパクリ?と思いましたが、サヴァイヴと違い人が死ぬこともなく、レースは進みました。

    ロードバイク乗りなので楽しく読めましたが、乗らない人が読んで面白いのかは良く分かりません。個人的には、最後のジャパンカップは惜しくも優勝を逃す。という結末だろうな、と思ったら見事に優勝してある意味驚きました。

    物語の中で主人公が成長していくという、ある意味で王道的な展開でしたが、個人的には楽しめました。

  • 自転車ロードレースの話。
    ロードレーサーの小林湊人が所属するエルソレイユ仙台に、梶山浩介が加入することになった。梶山は、16年前にヨーロッパに渡り、ツール・ド・フランスにも8回出場、世界のトップレベルで戦ってきた選手だ。
    今季限りでの引退も囁かれていた梶山が、なぜ日本の、しかも新参チームに移籍するのか。

    面白かったが、マイナースポーツ故か説明部分が多く、初心者向けの甘い話となった印象。
    やはり近藤史恵の「サクリファイス」シリーズの方がずっとシビアで面白い。
    (図書館)

全27件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1958年仙台市生まれ。東京電機大学理工学部卒業。97年「ウエンカムイの爪」で第10回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2000年に『漂泊の牙』で第19回新田次郎文学賞、04年に『邂逅の森』で第17回山本周五郎賞、第131回直木賞を受賞。宮城県気仙沼市がモデルの架空の町を舞台とする「仙河海サーガ」シリーズのほか、青春小説から歴史小説まで、幅広い作品に挑戦し続けている。近著に『我は景祐』『無刑人 芦東山』、エッセイ集『いつもの明日』などがある。

「2022年 『孤立宇宙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

熊谷達也の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
柚木 麻子
柚月 裕子
朝倉かすみ
森見 登美彦
原田 マハ
近藤 史恵
伊坂 幸太郎
森見 登美彦
塩田 武士
劉 慈欣
真藤 順丈
西 加奈子
横山 秀夫
三浦 しをん
村田 沙耶香
柚月 裕子
砥上 裕將
近藤 史恵
米澤 穂信
伊坂 幸太郎
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×