- Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334914578
感想・レビュー・書評
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「誰がやったか」をテーマにした短編7作。
面白かったです。
読みやすかったけどその分軽く感じました。
それが良かったのかな。 -
〇主人公はみんな違う短編集。一話に出てきたあの人が最終話にも出てきて、ちょっと楽しかった。
「罠を…」と「怪盗は…」がよかった
年輩の方や少年少女が活躍するのが好きだわ
「犯人でないのは誰だ」
「捕まるのは誰だ」
「殺されるのは誰だ」
「罠をかけるのは誰だ」
「生き残ったのは誰だ」
「怪盗は誰だ」
「名探偵は誰だ」 -
挿絵といい、内容といい
昭和っぽさがすごかった。 -
探偵が犯人を捜すという常道からはずれ、さまざまな事情から「犯人ではない人物」、「殺される人物」、「生き残った人物」などを捜すという話を集めた短編集。
小粒だがバリエーションが豊富で面白かった。著者の本格ミステリ愛を感じる。ベストは一人暮らしの老婦人が活躍する「罠をかけるのは誰だ」。 -
読了
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そいつはいったい誰なんだ?「ホテルの客で唯一、自分を殺そうとしていないのは?」「豪華客船の中で殺されるのは?」「雪の山荘が爆破される緊急事態に生き残ったのは?」……多彩な7つの設定で魅せる、奇妙奇天烈、変則フーダニットの見本市。
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トリッキーなフーダニット短編集。フーダニットというと犯人当てなのですが。これは犯人とは限らず、殺されるかもしれない人だったり、犯人でない人だったりを探す、という一風変わった趣向です。ていうか犯人じゃない人が一人しかいない状況とかって……面白すぎるでしょこれ。
お気に入りは「生き残ったのは誰だ」。はい、みんな大好き私も大好きな雪の山荘ものなんです。残念ながら事件の様相は語られることなく、炎上した山荘とそこに残った殺人の痕跡、というだけのことなんですが。いろいろ期待しちゃうよね雪の山荘。……と、思わされたこと自体が大きな仕掛けなのかもしれません。
「怪盗は誰だ」にはわくわくさせられてしまいました。怪盗の正体を突き止めようとする少年の物語。こういうのってやっぱりロマンがあります。 -
話によってはおもしろいのもあったけど、全体的には普通かな…。
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一風変わったフーダニット
またまだミステリーは奥が深い